スケート部

スケート部・関東大学アイスホッケーリーグ戦対慶大2回戦

2015年11月16日

11月15日 ダイドードリンコアイスアリーナ

 

GK金子初完封「気持ちよかった」

 

 

▲計21本のシュートからゴールを守った金子

 

 首位を守り続ける中大は、7位の慶大と対戦。後半戦好調の笹渕雅人(総3)、星龍之介(法4)がそれぞれ2得点の活躍を見せると、GK金子将太朗(法1)が大学の公式戦で初めて完封し、5-0で勝利した。試合後、金子は「久しぶりに無失点で気持ちよかった。初めてなのでうれしい」と喜んだ。

 

〈第1ピリオド〉

 立ち上がりからパックを支配した中大は1分、笹渕のシュートが決まり先制に成功する。しかしその後は得点が決まらず、我慢の時間が続いた。相手に攻め込まれてもGKにシュートが届く前にDF陣が止めるなど、この1点を守ったままピリオドを終えた。

 

 

▲2点目を決め、笑顔の笹渕

 

〈第2ピリオド〉

 2分に反則を取られキルプレーとなったが、古橋真来(法4)がパックを奪い自陣へ運ぶと、星にパス。さらにその星からのパスに、ゴール前に来た笹渕がきれいに合わせて2点目を挙げた。笹渕は「試合が動かない中で、得点できて少しでもいい流れにできて良かった」と胸を張った。  その後も反則が続き、このピリオドだけで5つの反則を取られた中大。それでも「危ない部分もあったが、GKに助けられた」(松浦大貴・法3)と無失点に抑え、最終ピリオドにつないだ。

 

〈第3ピリオド〉

 1分にまたもキルプレーの局面を迎えたが、星が相手GKとの一対一を制して3試合連続の得点。さらに6分にも、星がゴールネットを揺らした。ゴール前でパックを奪った乾純也(総2)からのパスを受けてのシュート。「純也がいいパスをくれた。パス回しの練習が実践できてよかった」と感謝した。  このまま無失点で終わるかと思われたが、残り2分を切ったところで相手のシュートがゴールへ。得点を奪われたかと思いきや、これはインクリーズのためノーゴールに。GK金子は「自分は混乱していてよく分からなかったが、ほっとした」と振り返った。その直後に中島彰吾主将(総4)がダメ押しの得点を決め、攻守に圧倒した中大が勝利を収めた。

 

 

▲第3ピリオドで2得点を決めた星

 

 試合後、八戸監督は「あれだけ反則をしていながら、失点しなかったことは評価できる」と試合を総括した。また、この試合で複数得点を挙げた笹渕と星はともに第2セットの選手。「チャンスがあれば決めたい」(笹渕)、「チャンスが来たら打って、元気よくやっていけたら」(星)と話す2人の活躍は、チームの層の厚さを表している。  いよいよリーグ戦も3試合を残すのみとなった。次戦の相手は1回戦で引き分けた東洋大。「1回戦は追いついて何とか引き分けという感じだったので、できれば先行して逃げ切りたい」(八戸監督)、「東洋大はフィジカルプレーが多いので、そこに注意したい」(中島主将)。前回対戦の借りを返し、また一歩優勝へ近づきたい。

 

◆試合結果

中大5(1-0、1-0、3-0)0慶大●

 

◆中大の得点

01:07 G27笹渕 A21鈴木健斗(法3)、23乾

23:48 G27笹渕 A68星、18古橋

43:21 G68星 A17平間健太郎(総4)

46:21 G68星 A23乾

58:51 G19中島主将 A21鈴木、26坂本颯(法2)

 

次の試合は関東大学アイスホッケーリーグ戦対東洋大2回戦(11月21日 12:00~ ダイドードリンコアイスアリーナ)です!

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部