スケート部

スケート部・関東大学アイスホッケーリーグ戦対日大2回戦

2015年11月05日

11月3日 ダイドードリンコアイスアリーナ

 

矢野が初ゴール! 10得点も課題が残る試合に

 

 日大との2回戦が行われた。試合は10-4で勝利したものの格下相手に緩みが出たのか開始直後に先制される場面も見られた。「メンタル面でしっかりゲームに入れなかった」(中島彰吾主将・総4)と反省するも、そこから火が付いた中大は第1ピリオドで一気に6得点。その後大きな反則もなく、矢野倫太朗(総1)の大学初ゴールなどで10点を決め圧勝した。しかし「スタートが全然ダメ」(八戸監督)と課題が残った。「スタートはどんどんシュートを打つべき」(八戸監督)と次戦に向けて修正を図る。

 

 

▲大学初ゴールを決めた矢野

 

〈第1ピリオド〉

 開始35秒、流したパックが敵の元へと渡ってしまい、そのまま隙を突かれ先制点を許してしまう。序盤はそのまま自陣前でのプレーが多く、なかなかパックを長い時間持つことができなかった。我慢の時間が続いたが開始5分、加藤槙之助(総3)と鈴木健斗(法3)のアシストから中島主将が流れを変える一発を決める。そこから勢いづいた中大は、直後に今度は古橋真来(法4)のシュートで2点目、そして矢野の初ゴールで3点目を追加した。矢野はガッツポーズをして見せた。だんだんと敵陣前でのアイスタイムが長くなり、今度は星龍之介(法4)のシュートが決まる。「たまたま」と振り返りながらも「1点1点を大切に、セットでの失点も少なくしていきたい」と後半に向け意気込んだ。さらに笹渕雅人(総3)の遠めからのシュートと桶屋樹生(経2)のシュートが決まり6-1で第1ピリオドを終えた。桶屋は「点数を決めて流れを作ることが出来て良かった」と振り返った。

 

 

▲2年生として「活躍してチームに貢献したい」と話す桶屋

 

〈第2ピリオド〉

 第1ピリオドとは変わって序盤から積極的にシュートを打つが、相手の守りに阻まれなかなか追加点が決まらない。試合が動いたのは、またも日大の得点からだった。パックを自陣のゴール前まで持っていかれると、GKの金子将太朗(法1)が前に出て守るも止められず、1点の追加を許してしまう。しかし直後に坂本颯(法2)と中島主将のゴールで2点を追加し立て直す。第2ピリオド残り約5分、反則から数的不利の状況になると日大に3点目を与えてしまう。それを取り返すように鈴木がしっかり得点を決めると、第2ピリオドを9-3で終えた。

 

〈第3ピリオド〉

 第3ピリオドはGKが水澤望(文3)に交代した。「相手が前かがみのプレーになって攻めていたのを修正してきた」(星)と慎重に攻め始めた日大を確実に抑えて見せ「水澤はいつ出しても安心感を持って任せられる」と八戸監督も絶賛した。最終ピリオドでは鈴木の得点からスタートを切った。しかしなかなか決めきれず、それ以降得点を決めることができない。残り10秒を切ると、日大に隙を許し1点を返され試合終了。10-4で勝利した。

 

 

▲最高学年の貫録を見せる星

 

 10得点し圧勝した中大だが内容はなかなか満足できるものではなかった。とはいえ、ここまでリーグ戦を無敗で勝ち抜いているのは中大のみ。「チームとしての反省をしっかり生かしてがんばりたい」(中島主将)と次を見据えた。

 

◆試合結果

中大10(6-1、3-2、1-1)4日大●

 

◆中大の得点

4:50 G19中島 A5加藤、21鈴木

5:45 G18古橋 A11小泉和也(法4)

12:27 G14矢野 A21鈴木、19中島 

14:02 G68星 A83小野光太郎(総2)、18古橋

15:34 G27笹渕 A9木場優樹(総3)

16:01 G61桶屋 A8藤巻澄大(法3)、9木場

30:06 G26坂本 A19中島

30:23 G19中島 A5加藤

37:12 G21鈴木 A19中島、26坂本

43:59 G21鈴木 A5加藤、19中島

 

次の試合は関東大学アイスホッケーリーグ戦対法大2回戦(11月8日 15:00~ ダイドードリンコアイスアリーナ)です!

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部