スケート部

スケート部 関東大学アイスホッケーリーグ戦対明大2回戦

2014年11月27日

11月16日 ダイドードリンコアイスアリーナ

 

残り11秒、越後主将の同点弾で相手優勝を阻止 最終戦へ望みつなぐ

 

 リーグ戦も残すところ2試合となり、対戦相手明大の優勝がかかったこの一戦。序盤から緊迫した展開が続き、試合終了間際の残り11秒で越後智哉主将(法4)が同点弾を決め4-4の引き分けに持ち込んだ。

 

〈第1ピリオド〉  先制点を奪ったのは中大。開始4分に星龍之介(法3)がゴールを奪うと、続いて6分に乾純也(総1)も得点を決め早くも2点をリードする展開に。しかし「立ち上がりが良くて満足してしまった」(越後主将)と油断が見られ、そこから2失点。同点に追いつかれてしまい、試合は振り出しに戻る。
 

〈第2ピリオド〉  第2ピリオドは「流れが悪くて我慢が続いた」(江守監督)の言葉通り、明大に攻め込まれる時間が続いた。中大の選手も守備に追われ、なかなかゴール前へパックを回すことができない。また、このピリオドで中大は4つの反則を取られる厳しい試合運びとなる。第1ピリオド後半からの悪い流れを断ち切ることができず、同点のまま第3ピリオドへと進む。
 

〈第3ピリオド〉  なんとか1点が欲しい中大だが、第3ピリオド開始直後に明大に先に勝ち越しを許してしまう。1点ビハインドで試合が進む中、中大の選手は落ち着いてパックを回し再三チャンスを演出する。すると14分に中島彰吾(総3)が同点となる得点を決める。だが、この試合に優勝がかかっている明大の意地の攻撃で2分後に再び失点してしまう。何とかして追い付きたい中大は残り1分20秒でタイムアウトを取り、6人攻撃を仕掛けた。そして残り1分を切り、このまま試合終了かと思われた瞬間、越後主将の劇的なゴールで同点に追いつく。この同点弾を振り返り越後主将は「夏に残り1秒で明大に点を入れられた。今回(明大に)同じことができてよかった」。なんとか明大の優勝を阻止し、4-4の引き分けで試合を終えた。
 

 2試合連続で引き分けに終わり、自力優勝がなくなった中大。中大の最終戦の前に行われる、明大の最終戦で明大が引き分けか敗れた場合、中大が勝利すれば逆転優勝が可能だ。最終戦に向けて「勝つことだけを考えていきたい」(越後主将)と直前に行われる明大戦の結果に関わらず、勝利で終えることを誓った。
 

◆試合結果 中大4(2-2、0-0、2-2)4明大

◆中大の得点 4:02 G68星 A21鈴木健斗(法2)、81古橋真来(法3) 6:44 G23乾 A29越後 54:11 G19中島 A54伊藤剛史(法4)、29越後 59:49 G29越後 A21鈴木、81古橋
 

最終戦の対早大2回戦は11月23日㈰17:30~ダイドードリンコアイスアリーナにて行われます。ぜひ観戦にお越しください。