スケート部

スケート部 関東大学アイスホッケーリーグ戦対慶大2回戦

2014年11月01日

11月1日 ダイドードリンコアイスアリーナ
笹渕、稲村の大学初ゴールなどで大量得点!
法大戦へ向け弾みをつける一勝

「ライバルは1年生全員」と語る稲村

 11月に入り、秋のリーグ戦も終盤に近づいてきた今日、慶大との2回戦が行われた。中大は試合の序盤から積極的に攻め込み、14-2で勝利した。「泥臭く点を取ることを意識した」(江守監督)というテーマ通り、出場機会の少ない選手も得点を決めたこの試合。次の法大戦へ向け、勢いをつけることができた。


〈第1ピリオド〉
 「最初は少しつながりが悪かった」(江守監督)と立ち上がりの5分ほどはパックの奪い合いで得点することができなかった。しかし5分過ぎ、越後智哉主将(法4)の先制ゴールで口火を切った中大は、そこから得点ラッシュが続く。動きの速い慶大に負けじと俊敏な動きを見せ、11分過ぎには笹渕雅人(総2)が大学入学後初のゴールを決める。笹渕は「積極的にチームに貢献していきたい」と自信をつけた。中大は、第1ピリオドで合計9点のゴールを決めた。


〈第2ピリオド〉
 序盤に大量得点した中大は、さらに越後智哉主将(法4)のゴールなどで10点以上の差をつけランニングタイムに持ち込んだ。するとGKは小野田拓人(法4)から水澤望(文2)に代わり、奮闘した。相手の反則にも惑わされず「いつもと変わらないプレー」(越後主将)を見せた中大は、第2ピリオドでも4点の追加点を挙げた。

憧れの選手は伊藤と語る笹渕

〈第3ピリオド〉
 第3ピリオドでは、ランニングタイムの短い時間の中で、稲村悠人(商1)が大学入学後の初ゴールを決めた。試合後「たまたま入ったので次はしっかり入れたい」と控えめに語ったものの、若い選手の活躍にチームも一層盛り上がりを見せた。試合はその後慶大に1点を追加されたが、12点の差をつけて圧勝した。

 若い選手をはじめ、坂本真哉(商4)や小野寺善己(総4)などの上級生も活躍を見せた試合であった。「4年生としてチームを引っ張っていくプレー」(坂本真)を意識したと言う。その結果チーム全体がおのおのの役割を果たせたこの試合。次に待ち受けるのは1回戦で負けを喫した法大。「コンディションを大切に」(江守監督)、次の試合でも中大らしさを見せたい。
 秋のリーグ戦は、現時点で明大との同立1位。一つでも負けられない状況の中で、目指す先は常に優勝である。残りの試合も中大のスケート部に注目だ。


◆試合結果
 ○中大14(9-0、4-1、1-1)2慶大●

◆中大の得点
4:40 G29越後 
5:24 G21鈴木 A68星龍之介(法3)、4松浦大貴(法2)
6:19 G82坂本真 A19中島彰吾(総3)、26坂本颯(法1)
7:43 G21鈴木 A81古橋真来(法3)、4松浦
8:16 G17平間健太郎(総3) A26坂本颯、19中島
10:14 G21鈴木 A81古橋、4松浦
11:37 G27笹渕 A61桶屋樹生(経1)
15:22 G13小野寺 A17平間、82坂本真
16:47 G68星 A21鈴木、81古橋
23:03 G29越後 A19中島、54伊藤剛史(法4)
27:42 G54伊藤 A29越後、5加藤槙之助(総2)
31:52 G19中島 A21鈴木、4松浦
39:35 G26坂本颯 A82坂本真、13小野寺
44:48 G3稲村 A61桶屋

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部