スケート部

スケート部 関東大学アイスホッケーリーグ戦対東洋大1回戦

2014年09月27日

9月27日 ダイドードリンコアイスアリーナ
チャンスを作るも決定力不足で連敗
エース中島、得点王を目指し再発進

先制点を決めた八戸

 23日に行われた法大との試合では悔しい敗戦を喫した中大。気を引き締め臨んだ東洋大との試合ではしっかり先制し、何度もチャンスを作ったが決定打が出なかった。「1点に泣く試合を繰り返している」(越後智哉主将・法4)と、王者中大のまさかの連敗という結果に終わった。 

〈第1ピリオド〉
 前回は第1ピリオドでの入り方に苦しみ先制を許してしまったが、今回は序盤から積極的に攻めたことで開始1分に副将の八戸翔太(総4)のシュートで先制点を決める。相手のチェックに苦しみつつも絶対にゴールは許さなかった。しかしその後シュートが決まることなく、1ー0で第1ピリオドを終えた。


〈第2ピリオド〉
 第2ピリオドは相手の反則によりパワープレーでのスタートだった。しかしチャンスをものにすることができない中大。「相手のペースに流されないように」(中島彰吾・総2)と集中を見せていたが開始4分、東洋に同点のゴールを許してしまった。なんとか勝ち越しの1点を決めたいところだったが相手の守りに阻まれその後も決定打となるシュートは出なかった。

〈第3ピリオド〉
 第3ピリオドでは何度も流れを掴みかけた。開始6分、相手の立て続けの反則により2人多い状態でのパワープレーの展開に持ち込み、ゴールを目指してパックを運んだ。しかし「最後のシュートまで持っていける力がない」(中島)と1発が出なかった。結局このチャンスを生かすことはできなかった。その後東洋大に勝ち越しの1点を許した中大は、最後までチャンスで決めることができず終了直前に6人攻撃を仕掛けた。しかしこれが裏目に出てダメ押しの1点を決められ、痛い敗戦となった。


 前回、そして今回と、あと一歩のところで敗戦を喫した中大。45本のシュート数に対して決まったのは1本と決定力不足に苦しんだ。「リンクに立ったら点を取ることが仕事」と語るエースの中島は「2点、3点入れられるように」と切り替えた。「もう2敗して強いとは言えないがチームが1つとなって勝ちたい」(越後主将)と、ここからの巻き返しを図る。



◆試合結果
中大1(1-0、0-1、0-2)3東洋大○


中大の得点
01:08 G30八戸 A19中島、81古橋真来(商3)

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部