スキー部

スキー部 全日本学生スキー選手権大会

2014年02月21日

2月15日~20日 岩手・雫石スキー場他
回転・大回転で優勝 インカレ総合4位

回転で優勝した宮本慎矢(法3)と回転3位入賞の篠原由馬(法3)

 学校対抗で戦う、唯一の大会であるインカレが2月15日~20日に行われた。昨年度9位に沈み、雪辱に燃えた中大は総合順位4位で大会を終えた。

 初日に行われたのは、アルペン種目の大回転だ。1本目、1番スタートの篠原由馬(法3)がトップのタイムを叩き出す。勢いに乗り、2本目に挑むところであったが、悪天候により2本目が打ち切られ篠原の優勝が決まった。「自信を持って挑むことができた」と振り返った。
 また、金丸晃雪(法3)も3位入賞を果たした。中大は初日に19点を獲得し、首位で初日を終えた。

 16日にはジャンプ2回を飛んだ合計で競うスペシャルジャンプが行われた。中大からは田中寛幸(法4)、平川拓矢(商4)、杉本真士(経2)の3人が出場。しかし、3人とも入賞を果たすことはできなかった。

 17日に行われたのはクロスカントリー種目である30kmフリーとジャンプとクロスカントリーの複合競技であるノルディックコンバインドだ。30kmフリーでは鈴木貴弘(経2)が4位に入賞し、7点を獲得した。
 ノルディックコンバインドは、前半のジャンプで杉本が7位に付けていたが、ジャンプの順位が出走順となる後半のクロスカントリーで粘り切れず、14位で終えた。

 18日には3年ぶりに採用されたアルペン種目のスーパー大回転が行われた。スーパー大回転は。回転や大回転と比べスピードがより要求される。中大からは6名の選手が出場したが、金丸の14位が最高順位となった。

 19日はアルペン種目の回転、クロスカントリー種目の10kmフリーが行われた。回転では、昨年度同種目7位入賞の宮本慎矢(法3)が見事優勝を飾る。また、大回転優勝の篠原が3位、山下航平(法4)が7位、宮崎翔(法1)が10位に入り、一挙24点を獲得した。
 10㎞フリーでも鈴木が7位に入り、得点を伸ばしこの時点で中大は3位に付けていた。

 最終日の20日はクロスカントリー種目の4×10㎞リレーが行われた。中大の1走は鈴木。トップと2秒差の3位で2走の湯本拓海(法2)につないだ。だが湯本、3走の中嶋崇仁(経4)、アンカーの岡田瑞生(法2)が波に乗れず、8位でのフィニッシュとなった。

 最終順位は日大に逆転を許し、4位。しかし、アルペン2種目で優勝者を出すなど収穫も多いインカレとなった。村田仁志主将(商4)は「(回転で4人入賞し)アルペンチームの復活と言ってもいいのではないか。ポテンシャルの高い選手が多いので、来年度は優勝を目指して欲しい」とエールを送った。中大スキー部の更なる飛躍に期待したい。

10kmフリー7位入賞の鈴木貴弘(経2)

◆大会結果
【アルペン】
回転
①宮本 ③篠原 ⑦山下 ⑩宮崎 ⑫村田主将 DNF 谷口勇翔(経4)

大回転
①篠原 ③金丸 ⑫宮本 ⑮村田主将 27位 宮崎 DQ 田中亜留羽(文1)

スーパー大回転
⑭金丸 ⑯宮崎 ⑱宮本 22位 篠原 32位 谷口 DNF 田中

女子2部回転
DNF 田渕涼子(法2)

女子2部大回転
⑪田渕

【クロスカントリー】
30kmクラシカル
④鈴木 ⑭湯本 27位 中嶋 36位 岡田 41位 竹節優希(法19 48位 宗原弘周(経1)

10kmフリー
⑦鈴木 30位 湯本 35位 竹節 36位 中嶋 38位 関原優太(商3) 40位 岡田

4×10kmリレー
①日大 ②東農大 ③早大 ⑧中大(鈴木、湯本、中嶋、岡田)

【コンバインド&ジャンプ】
ノルディックコンバインド
⑭杉本 ⑲田中 21位 平川

スペシャルジャンプ・ノーマルヒル
⑯杉本 22位 平川 35位 田中

◆総合順位
①東海大(91点) ②早大(63.5点) ③日大(62点) ④中大(57点)


写真・記事:中大スポーツ新聞部