水泳部

水泳部(水球)・関東学生水球リーグ戦対明大

2016年06月07日

6月4日 専大生田キャンパスプール

全敗同士の1戦に勝利 入替戦回避に弾みつける

 昨年は6位で、入替戦に回らず1部残留を決めた水泳部(水球)。関東1部の水球リーグ戦は、インカレ18連覇中の日体大をはじめとし、レベルの高い試合が展開される。1部8校に残ることも厳しい戦いとなる。下位2校が2部上位2校との入替戦に回る。

▲シュートを放つ山谷

 第1ピリオド、明大に先制を許す。中大は鳴海航介主将(文4)、山谷峻(文3)の連続得点で、なんとか巻き返す。2-1で第2ピリオドを迎えた。第2ピリオドは開始から畑森皓太(文3)のゴールが2本決まる。その後も明大の退水により、数が有利になったところを攻めて5-2とする。残り3分を切ろうというところで、瀧本真哉(文2)から山谷峻(文3)へのパスが通って6-2。このプレーには、監督からも「ナイスパスだ!」と満足の声が挙がった。第2ピリオド終盤、明大に1点を返され6-3。キーパー山岸蓮(文2)の好セーブも光り、後半を迎える。

▲畑森がゴールを狙う

 第3ピリオドは、先に明大に1点を返されるがそこから3連続で中大に点が入る。1年生の田嶋郁望(文1)もゴールを決め、流れをつかんだ。第4ピリオドにはさらにもう一人の1年生、新井謙之介(文1)もゴール。このまま勢いをつかんだかに思われたが、中大の退水をつかれるなどこのピリオドだけで5失点。なんとか逃げ切ったものの、10-9と苦しい点差になった。

▲相手と激しい攻防をする鳴海主将

 3、4年生が計3人と、新チームは若い。「フレッシュなところは持ち味だが、上手くいかなくなるとすぐに崩れ出してしまう」と鳴海主将。今日の試合でも慌ててしまったことを課題に挙げた。「まだ得失点で5、6位まではある」(鳴海主将)。入替戦回避は最低目標。1部に残るため、目の前の試合の勝利をつかむ。

◆試合結果

○中大(2、4、3、1)10-9(1、2、1、5)明大●

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部