水泳部
水泳部(競泳) 第90回日本選手権水泳競技大会4日目
2014年04月13日
日本選手権閉幕 インカレへの収穫大きく

50m自由形ゴール後の塩浦氏

800m自由形表彰の瀧口(写真左)と佐藤
1位を狙っていたという佐藤。400m自由形の競技後800mへの不安を抱いていたが、前半から攻め堂々の3位。「強い選手は皆桁外れの力を持っている。勝つためには規格外の強さを手に入れるしかない」。2位の瀧口はラスト50mで佐藤と順位を入れ替えた。「泳ぎに関しては改善の余地がある。今は技術で追い付かなくても気持ちの面で決して負けないよう」。入賞という結果に満足することなく先を見る。
50m自由形の競技では塩浦氏が出場。21秒台を出すと宣言していただけに、中大チームもかたずを飲んで見守った。スタートは0秒70と他の選手より遅かったが「力まずに泳げた」。自身の持つ22秒02の記録を塗り替え21秒88でゴール。「OBとして中大チームを勢いづける、これが自分の存在意義。プラスにならなければ意味が無い」。大記録の達成は現役部員にとっていい刺激となったのではないか。「尊敬する先輩。同じ環境で練習しているだけに嬉しい反面、悔しい気持ちもある」(砂間敬太・法1)。
4日間に渡った今大会。中大からは24名がエントリーし、うち5名の出場となった新入生も2名が決勝、B決勝に残る活躍を見せた。次につながる大会だったという実感を持つ選手も多く、6月のジャパン・オープン2014、9月インカレに向け大きな収穫となったようだ。「今大会は自己ベストの更新率が高かった。ただ、中には納得のいく泳ぎをできなかった者もいると思う。これを機にインカレへ向け調整していけたら」(内田仁主将・法4)。
種目別結果
50m自由形 男子 ⑨内田主将 22秒98(B決勝進出)
32位西井良(法3)23秒63
200m背泳ぎ 男子 ⑦砂間 1分59秒33(決勝進出)
21位岩田哲也(総2)2分03秒29
100mバタフライ 女子 ⑯黒木満佐子(文3)1分01秒22(B決勝進出)
100mバタフライ 男子 ⑭神野雄司(経4)53秒55(B決勝進出)
42位田上勇気(経2)54秒96
200m平泳ぎ 男子 ⑮金井佑馬(法3)2分12秒79(B決勝進出)
⑰新谷一総(総1)2分13秒25
31位宇都宮壱基(法1)2分15秒09
33位新山政樹(総3)2分15秒61
37位赤井晨(文1)2分16秒13

800m自由形のゴール後、健闘をたたえあう佐藤(写真左)と瀧口
③佐藤 7分56秒96
⑯岡晋太郎(経4)8分16秒37
⑱平野誠(文2)8分18秒48
22位池永旬輝(総1)8分20秒43
※800m自由形はタイム決勝

50m自由形B決勝のレース後に笑顔を見せる内田主将
◆決勝・B決勝進出者の総合順位
50m自由形 男子 ⑨内田主将 22秒71
100mバタフライ 女子 ⑭黒木 1分01秒13
男子 ⑩神野 53秒20
200m平泳ぎ 男子 ⑬金井 2分12秒94
200m背泳ぎ 男子 ⑦砂間 1分58秒87
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部