女子ラクロス部

女子ラクロス部 関東学生ラクロスリーグ戦対東洋英和大

2015年08月31日

8月16日 大井ふ頭中央海浜公園第二競技場

エース佐藤、パワー炸裂の5得点!初戦を圧勝で飾る

 今年もリーグ戦が幕を開けた。『2部昇格』を目指し、このリーグ戦へ向けて練習を積み重ねていた女子ラクロス部。その成果が一気に表れた試合となった。前半序盤に先制点を許してしまうが、すぐに外山美優(商4)のシュートが決まり同点に追いついた。そこから積極的に攻めた中大は14ー2と大差をつけて圧勝。リーグ戦を白星発進し、次に向けて弾みをつけた。

 試合開始から1分、相手にゴール前までボールを運ばれてしまい先制を許してしまう。「やばいと思った」(佐藤奈々・商4)と振り返るが、ここで中大選手に火が付いた。外山の1点目のゴールが決まると、その直後に本日2得点目となる外山のゴールで逆転に成功する。さらに開始から5分、エースの佐藤が機敏な動きで敵の守備を交わしゴールを決めた。

 その後相手に1点を返されるが、DFの花井香織(法4)のゴールで仕切り直す。さらに佐藤奈の2得点目と花井の2得点目を順調に重ね、ボールを自陣へ持ち込ませなかった。前半終了間際、反則により中大側が3分間一人少ない状態での我慢の時間が続いた。しかしここでもすぐさま相手の反則を誘い、敵陣へと攻め込んだ。ゴール前まで持っていくと慎重にボールを運び、パスを回した。そこでゴールを決めたのは芦澤美奈莉(文3)。上手く敵陣のスティックを交わした。

 前半に5点の差をつけた中大は、後半の開始直後にボールを取られてゴール前まで運ばれたがすぐに取り返し、攻めの姿勢を崩さなかった。ここから佐藤奈が3連続でシュートを決めるなどして、11ー2に。ここで相手がタイムアウトを取り1点を決められるなどしたが、流れは渡さずに終盤に岩野杏(文3)や佐藤和夢(経4)らのシュートも決まったことで、最終的に14ー2で試合を終えた。

 試合後、スタンドの観客とともに勝利を喜んだ中大。「今年の強みは(チーム全体の雰囲気が)元気なところ」と語る峰尾采花主将(商4)の言葉通り、最後の最後まで中大らしいスタイルでリーグ戦のスタートダッシュを切った。また、本日5得点と絶好調のエース佐藤奈は試合後「得点王とベスト12を目指す」とリーグ戦への抱負を語った。また「今日の試合を見て次の試合ではマークが強くなる。それでもこの調子でガンガン点数を入れていきたい」と次へ備えた。

▲本日大活躍のエース佐藤

◆大会結果

○中大14ー3東洋英和大●

(7-2、7-1)

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部