女子卓球部

女子卓球部・秋季関東学生卓球リーグ戦 前半戦

2017年09月11日

9月7、8日 港区スポーツセンター

 

9・7 1戦目対青学大戦

危なげなく初戦を制す!

 

▲ストレート勝ちを決めた山本主将

 

 春秋制覇を目指し臨んだ青学大との1戦目。今季で最後のリーグ戦となる第1シングルスの山本怜主将(文4)は3-0のストレート勝ちを決める。流れに乗りたい第2シングルスの伊藤佑里子(法3)だが、相手が得意とするカットに対応しきれず1-3で敗戦。今年の関東選手権で2冠を達成した実力を十分に発揮できなかった。なんとしても取りたい第1ダブルスは秋田佳菜子(文3)・森田彩音(法2)組が出場。相手に取られた2セット目以外は大差をつけて取り、3-1で勝利。続く第3シングルスの瀬山咲希(文2)は1、2セット目の接戦をどちらも制し、そのまま3セット目も取って3-0のストレート勝ち。第2ダブルスの伊藤・瀬山組は1セット目を取られたものの、2セット目以降は2人のペースに持っていき3-1で勝利。ゲームカウント4-1で青学大との初戦を制した。

 幸先良い勝利だが、1部に上がったばかりの相手ということもあり「春リーグのチャンピオンとして、4-0で勝たなければいけない試合だった」と大場監督は満足していない様子。チャンピオンの実力を見せつけられるか、次の淑徳大戦に注目だ。

 

◆試合結果

中大4-1青学大●

▼詳細結果

○山本主将3-0石川●

●伊藤1-3鈴木○

○秋田・森田組3-1石川・坂廼部組●

○瀬山3-0三條●

○伊藤・瀬山組3-1三條・熊中組●

 

9・8 2戦目対淑徳大戦

 開幕一試合を終えて、力みも薄れてきた2戦目、淑徳大戦。「必ず勝ち星を挙げないといけない」(大場監督)相手にストレート勝ちした。

 スコアで見ると4ゲーム中実に3ゲームがフルセットにもつれ込む展開となった。第1ダブルスでは「ユニバーシアード大会帰りで、ダブルスの練習があまりできていない状態だった。ペアの感覚が完全には戻っていなくて、いつもより苦戦してしまった」(山本主将)。だが最終的に勝ち星を挙げ、残り一勝とした。

 シングルス初戦となった森田は9-6と相手を追い込んだが、タイムアウト明けに連続3得点を許し、9-9と並ばれる。だが持ち前の冷静さですぐさま2点を決め、中大に2勝目をもたらした。

 

◆試合結果

中大4ー0淑徳大●

▼詳細結果

○山本主将3ー0島津●

○伊藤佑里子(法3)3ー2竹本●

○山本主将・明神佑実(文4)組3ー2高橋・松澤組●

○森田3ー2高橋●

 

9・8 3戦目専大戦

前半戦3連勝! 後半戦へ向けて大きな弾み!  

 午前に引き続き行われた専大戦。2戦連続1番手で登場した山本主将は、相手のサーブに崩されることもあったが、幸先よく白星を挙げる。秋季リーグ戦初登場の2番手瀬山咲希(文2)。2ゲームを連取し迎えた第3ゲームでは、序盤についた3点の差を最後まで埋められなかったものの、切り替えられた第4ゲームは「落ち着いてプレーできていた」(大場監督)。

 伊藤・瀬山組のダブルスは苦しんだ。6月末に行われた関東学生選手権の決勝カードと同じ対戦は、安藤・枝松組に軍配が上がった。「取れるというところで凡ミスをしてはいけない」(大場監督)と力で負けたわけではないことを語った。

 この専大戦で1番のカードは森田対安藤の対戦だ。3連続得点を許さない勢いで互いに試合を展開。「今日はナイスゲーム」と大場監督も太鼓判を押すほど攻防が鮮やかだった。「(相手の)安藤さんはユニバーシアードでも活躍したすごく強い選手。負けてもしょうがないと思って、逆にリラックスして楽にできた」(森田)。

 

◆試合結果

中大4ー1専大●

▼詳細結果

○山本主将3ー1牧之内●

○瀬山3ー1林●

●伊藤・瀬山組1ー3安藤・枝松組○

○森田3ー1安藤●

○秋田・森田組3ー1堀・牧之内組●

 

 前半戦を3連勝で折り返した中大。春秋制覇となれば昭和58年以来34年ぶりの快挙となる。春の勢いそのままに、歴史を動かす。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部