女子卓球部

女子卓球部 関東学生卓球リーグ対早大

2015年09月18日

月15日 代々木第2体育館

6位でリーグ戦が終わる

▲山本

 最終戦は早大と対戦した。4年生にとっては最後のリーグ戦であったが、4連敗目となりリーグ戦を6位で終えた。 1番手で登場したエース山本怜(文2)はストレートで勝ち、チームに流れを呼び込んだ。春リーグからシングルス14連勝中と、エースとしての役割をきっちりと果たした。「今までの国際大会などの経験が自信となっている」(山本)とリーグ戦で好調の理由を語った。山本は優秀選手賞を受賞した。

▲永田

 2番手の永田彩夏(法3)は1セット目を粘ってとるが、2セット目以降は相手が永田の死角を攻め、永田は敗戦した。「自分の弱いところを的確につかれ、対応し切れなかった。4年生は最後だから勝ちたかった」(永田)と、大会後には涙を浮かべながらも笑顔で語った

▲秋田・美濃口組

 3番手の秋田佳菜子(文1)・美濃口千夏(文1)組は、6月の関東学生でフルセットで勝った高橋・小道野(早大)と対戦。2セットを先取するも、序々に攻撃のリズムが合わなくなり、フルセットで負けてしまった。「団体戦でダブルスは重要になってくるけれど、負けてしまって。努力不足を感じた」(秋田)と、ダブルスは秋リーグ通して課題が残った。

▲秋田

▲(左から)西村・三上組

 4番手の秋田は、フルセットで粘り勝利した。5番手の西村梓(文4)・三上千穂(法3)組は、秋リーグから、約2年ぶりにダブルスを組んで出場した。しかし、攻撃の糸口をつかめずストレートで敗戦。最後のリーグ戦となった西村は「三上が一番組みやすいから、また組めてよかった。」とダブルスについて語り、「勝ちきれなかった悔しさはあるが、このチームで戦えて、やりきれて幸せ」と振り返った。

▲伊藤

 前日に東富大の格上選手に勝ち、勢いのある伊藤祐里子(法1)が6番手で登場。フルセットで粘るが、相手に対応しきれず敗戦した。「あと一本で負ける試合があって悔しい」(伊藤)と満足はしていないが、「(秋リーグで)格上選手に勝てたのは収穫」と伊藤にとって得たものも大きい大会となった。

▲美濃口

 7番手の美濃口はストレートで負けてしまった。美濃口は秋リーグを「あと一本が取れなくて悔しい思いをすることが多かった。課題が分ったので直していきたい」と、悔しさの残る大会と振り返った。

 勢いよくスタートした前半戦は優勝争いも見える位置にいた。しかし、後半の4連敗で結果は6位。「全然だめだった。最初からチームを作って優勝できる土台をつくりたい」(富田真凛主将・法4)。シングルスは、1年生の活躍が光った。しかし、課題はダブルスにある。秋リーグで競り負けた試合は、ダブルスを2つ落とす試合が多く見られた。次は約1ヶ月後に控える全日学(インカレ)個人の部が京都で行われる。この団体戦の悔しさをバネに、個人戦での活躍に期待が懸かる。

◆試合結果

中大3-4早大○

  山本3-0佐藤(風)

  永田0-3高橋

  美濃口・秋田組2-3小道野・高橋組

  秋田3-2徳永

   西村・三上組0-3阿部・徳永組

   伊藤3-2小道野

    美濃口0-3阿部

◆大会結果

⑥中大 3勝4敗

優秀選手賞=山本

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部