準硬式野球部

準硬式野球部・関東地区大学・社会人準硬式野球王座決定戦

2015年11月09日

11月3日 上柚木公園野球場

 

2年ぶり関東王座優勝に王手

 

 準決勝、三菱東京UFJ銀行との一戦は12安打9得点の攻撃で9-2中大が勝利。河島浩陽(商1)も公式戦では最長となる7イニングを投げる。これで2年ぶりの関東王座優勝に王手をかけた。

 

 「彼はやっぱり投手だ」。これが池田監督の試合後にまず口にした言葉だ。投手だが打撃力を買われて野手として練習をしていた。しかし秋季リーグ戦では木下愛(商2)、渡邉剛(商2)の不調により優勝を懸けた日大との第3戦に登板。先発し4回を投げ2失点。試合を作った。

 

 持ち味はコントロール。監督からは「キャッチャーの構えたところにしっかりと投げることができる」と、評価されている。そのコントロールを武器にこの試合は「テンポを意識した」投球を披露。26人の打者のうち21人の打者を3球以内で終えている。4本の被安打のうちの2本が内野手と外野手の間に落ちる不運な当たりだった。

 

 河島のテンポのいい投球は打線にも影響を与えた。1回の攻撃での得点は1点、2点というものだがじわじわと得点を挙げ、終わってみれば9得点。

 

 河島の投球を指して監督は「あれが本物の野球。来年は主戦で投げるだろう」と太鼓判を押す。河島が木下、渡邉、遠藤祐亮(文2)の投手陣に食い込む。

 

◆試合結果

中大      101 120 022=9

三菱東京UFJ銀行000 010 100=2

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部