準硬式野球部

準硬式野球部 東都大学準硬式野球連盟秋季リーグ戦対日大1回戦

2015年10月16日

10月11日 上柚木公園野球場

ライバルに競り勝ちリーグ優勝に王手

同点の8回、中大は1死から武内一馬(商4)が値千金の一発を放ち勝ち越し。その後原田大輝の適時二塁打でこの回二点目を挙げると、そのまま全国大会で苦汁を舐めた日大を振り切り、リーグ優勝に王手をかけた。

▲ゲームセットの瞬間

中大・木下愛(商2)、日大・春日と両2年生エースの投げ合いとなったカード初戦。日大は3回、全国大会決勝で中大相手に本塁打を放った4番・廣瀬の適時打で1点を先制する。4回まで春日相手に1安打と抑えられていた中大は5回、2死二塁から千葉諒(商1)が「前の打者が(1死から)犠打だったので、監督に任されてるなと感じた。期待に応えたかった」と安打性の打球(記録は中堅手の失策)を放ち同点とする。

▲ゆるいカーブとのコンビネーションで1失点に抑えた木下

「カットボールが良く、チェンジアップもある程度決まっていた」(木下)、「木下さんは変化球が良かった」(千葉)と先発の木下は変化球、直球ともにキレがあり、中盤以降は日大打線を寄せつけない。一方の春日も粘りを見せ、1-1の同点で迎えた8回。中大は1死から、この日9番に入った武内が「真っすぐ一本でいった」と春日の直球を中堅左へ鮮やかな本塁打。2死後、2番上野太一(商3)の二塁打から3番原田大輝(商3)の適時打で、「3点目をとれたのが大きかった」(池田監督)と追加点を挙げた。

▲ライナー性の打球の本塁打を放った武内

木下は150球に迫る熱投を見せ、9回10奪三振1失点で完投。捕手・千葉とバッテリーを組んだ春季リーグでの日大初戦では2ケタ失点で大敗を喫しただけに、「リベンジしてやるという気持ちが強かった」(千葉)と日大打線を封じた。

2季連続のリーグ優勝、そして全国大会での雪辱まであと1勝とした中大。このまま優勝を決め、日大に苦手意識を植えつけることができるか。

◆試合結果 中大 000 001 020=3

        日大 001 000 000=1