準硬式野球部　全日本大学準硬式野球選手権大会 ２回戦対福島大

８月21日 石川県・金沢市民野球場

渡邉の好投と江間＆原田の適時打で２回戦突破

前日、木下の完投で勝利した中大。この日も先発の渡邉剛(商２)が９回を被安打３本に抑え完封。打線は初回と２回に１点ずつあげ、２回戦も順当に突破した。

▲３安打完封の投球を披露した渡邊

先発は渡邉。「１回は緊張していた」と、初回の先頭打者にいきなり四球を出すも、すぐに牽制で走者を刺す。その後に２本の安打を打たれながらも、この回をゼロで抑える。 打線は１回裏、二死から３番の小貫慧太(商４)が右前打で出塁し二盗を決める。すると４番の江間奨平(商４)が中前に適時打を放ち、幸先よく１点を先制した。 続く２回にも先頭で四球で出塁した武内一馬(商４)が二盗を決め、二死後に原田大輝(商３)が、「三振だけはしたくなかった」と、うまく内野と外野の間に落とす適時打を放ち、２点目をあげた。 打線は３回以降、残塁も多く追加点を挙げられなかったが、先発の渡邉が、「コーナーをつけた」と相手打線に的を絞らせないピッチングを披露。３回以降は安打を打たれず、許した走者は死球の１人のみと、圧巻の投球で９回を完封し、２ー０で中大が勝利した。

▲この日３安打を放った長島

打線は二桁安打を放ちながら２点に終わったが、５盗塁と足を積極的に使った攻撃を見せた。また、本職は内野手ながら左翼手でスタメン起用の長島僚平(商１)が、「守備より打撃で頑張ろうと思った」と３安打。初戦に途中出場し、捕邪飛を好捕してスタメンマスクの田中宏樹(商３)は、「守りに集中した」と、先発の渡邉を好リードし、両選手とも先発起用に応えた。 初戦、２回戦と投手陣の好投で勝利を引き寄せた中大。次戦以降は厳しい戦いになるため、走者の溜まった場面での一打がより重要になる。

◆試合結果

　　　　　１２３４５６７８９

福島大 ０００００００００　０

中　大 １１０００００００　２