準硬式野球部
準硬式野球部 東都大学準硬式野球春季リーグ戦対東海大1回戦
2015年04月04日
4月3日 上柚木公園野球場
リーグ開幕勝利! 新たな連覇の歴史への1歩踏み出す
風が強く吹く中、春季リーグ戦が開幕した。相手は昨秋5位の東海大。昨秋十連覇を逃し、新たな歴史を作るための初戦となった今試合は6-4で勝利。序盤にリードするも後半にミスが目立ち、課題が残る試合となった。
▲先制適時打を放つ原田
先攻の中大は、先頭の武内一馬(商4)が風を味方につけ相手の失策の誘い、出塁。続く福島慎平(総4)が犠打を決め1死三塁で打席は原田大輝(商3)に回る。原田は2球目をレフト方向に飛ばし、中大は1点を先制する。
その後の2回表にも、冨山拓海(文2)が右安打で出塁、相手の暴投でさらに二塁へ進むと、國廣拓人(商3)が四球で1死一、二塁のチャンスを作り出す。続く武内が外の真っすぐを右の空いた空間に引っ張り2点を奪う。「他の打者のときからずっとレフト寄りに外野手が守っていたので引っ張ってやろうと思っていた、狙い通りのバッティングが出来た」と振り返る。
▲適時打を放つ武内
4回表には、相手の失策、四球により1死満塁の場面を作り出すと、福島の遊ゴロで1点、その後押し出しでさらに1点を追加。2死満塁のチャンスで、打席はルーキー長島僚平(商1)に打席が回る。記念すべき大学公式戦初打席は三振に終わった。「いつもとは違う雰囲気で緊張し、力を発揮できなかった」(長島) 結果、中大はこの回までに、計6点をリードした。
▲先発の保坂主将
先発の保坂祐樹主将(商4)は6回まで、走者を出したりはするものの、その後の投球で無失点に抑える。「風は強かったが投げにくさはなく、逆に風を味方につけた」とふりかえる。 しかし7回に、「絶対に先頭は出さないと思っていたのに出してしまった」と、先頭打者に右安打を許すと、その後失策が続き相手に流れを奪われ一気に4点を返されてしまう。保坂主将は「エラーが重なって冷静さを失ってしまい相手に流れが行ってしまった」と反省点を挙げた。
▲7回、3点を奪われた時点でマウンドに集まる内野陣と池田監督
1点差に追いつかれ緊迫した雰囲気の中迎えた8回表、2死から國廣が相手の失策で出塁。続く武内が中安打でつなぐと福島が死球で2死満塁。続く原田はファールで粘り、10球目で四球を選び押し出しにより1点を獲得。この1点が流れを再び中大へ戻すことになる。
▲8回を無失点に抑えた保坂主将
池田監督に「負けてしまえ」と声をかけられ、逆に冷静さを取り戻したという保坂主将は、8・9回を無失点に抑え、6-4で勝利。開幕戦は白星で幕を開けたものの、失策や細かいミスが多く、池田監督は試合後のミーティングで「自分の弱点を克服するために努力すること」の大切さを語った。 今試合には途中から長島、安藤浩平(文1)2人のルーキーが出場した。今後新たな戦力になるか、期待がかかる。 明日(4月5日)は上柚木公園野球場で東海大との2回戦が行なわれる。次戦も続けて勝利し、1つ目の勝ち点を獲得したい。
◆試合結果
中 大 120200010=6
東海大 000000400=4
次の試合は東都大学準硬式野球春季リーグ対東海大2回戦(4月5日9:30~ 上柚木公園野球場)です!