射撃部

Cを背負う者番外編・射撃部

2017年02月09日

清水春香(文2)

憧れを超えて

 

 清水は高校1年次にライフル射撃と出会った。競技を始めて5年目となった去年、ARで国体6位、インカレでも8位に入賞した。しかし、その活躍はインカレ同種目で優勝した高野こえだ(商3)の影に隠れてしまった。

 

インカレ団体の表彰式。中央左が清水、その右が高野

 

 一昨年は「緊張で自分をコントロールできなかった」。大会で結果を残せず苦しい思いもした。そのにがい経験を経て、昨年は集中力を強化。「自分のパフォーマンスを十分に発揮できた」ことが、好成績につながった。

 今年の課題はファイナル(決勝戦)。「ファイナルになると自分が自分じゃなくなっちゃう」と、清水は笑いながら話す。全選手の得点がスライドで公開されるファイナルのシステム。周りで応援している選手はその結果を見つつ、プレイヤーに声援を送る。「『おい! 清水!』って言われる(笑い)」。その声援は励ましにもなるが、時にプレッシャーにもなり、プレーに大きく影響する。「ファイナルがどうにかなれば。3位以内にくいこみたい」と今後の課題を語った。

 

▲昨年の関東大学ライフル射撃選手権秋季大会でARを打つ清水

 

 清水が中大への入学を決めた理由は「高野さんに憧れて」。高校生の時から世界大会に出場していた高野のことを、ずっと尊敬していた。普段から仲のいい2人は、プレーや技術について話したりもする。「とても刺激を受けている」。

 高野のことを「すごい」と話す清水だが「今は高野さんに勝とうと思っている」と対抗心を燃やす。競技を始めて以来の憧れを超えて、さらなる高みを目指す。陽の当たる日は近い。

 

▲笑顔でインカレの表彰式を迎えた

 

▼清水春香プロフィール

しみず・はるか 平成8年4月22日生 石川県出身 金沢辰巳丘高卒 158㌢ 座右の銘・明鏡止水

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部