自転車競技部

自転車競技部・全日本大学対抗選手権自転車競技大会3日目

2017年09月04日

9月2日 美鈴湖自転車競技場

 

 4㌔チームパーシュート(団抜き)で3年ぶりの栄冠を勝ち取った。「最高の思い出ができた」。今大会で引退となる原井博斗主将(法4)は笑顔でそう語った。6月に行われた全日本のチャンピオンジャージを着用しての疾走。王者の威厳を見せつけた。前日の予選ではラップが整わず、タイムも伸び悩んだ。しかし、東日本、全日本とともに優勝を経験した4人のチームワークは完璧だった。お互いの力を信じ、必死にペダルを踏んだ。前に日大が見えた時には勝ちを確信した。「最後だから原井さんを勝たせてあげたい」。3人の思いが勝利へと導いた。

 

▲必死にペダルを踏む4人

 

 チームスプリントには橋本壮史(文4)、梶原大地(商2)、東矢圭吾(法1)の3名が出走。朝一番の気温が低い中で行われたレースであったが、1分2秒075と好タイムを叩き出し、予選から1秒近くタイムを縮め、3位で表彰台に上った。「自己ベストが出たので良かった」(橋本壮)。

 

▲表彰台に上がるメンバー

 

 橋本壮は前日の1㌔タイムトライアルにも出場。昨年2位であり、優勝候補であったものの7位という結果に。悔しさをにじませた。しかし、「全力は出し切った」(橋本壮)。1年次にはレギュラーに選ばれていなかった彼は、「中大でここまで成長できたことに感謝しかない」(橋本壮)と4年間を振り返った。

 

◆大会結果

チームスプリント ③中大(梶原、橋本壮、東矢)1分2秒075

タンデムスプリント ⑥中大(村田瑞季・経3、東矢)

4㌔インディヴィデュアルパーシュート ②今村駿介(法2)4分44秒632

ケイリン ⑥山根将太(商2)

スプリント⑦山根 4㌔チームパーシュート ①中大(原井主将、髙橋優斗・法3、今村、橋本陸・商2)

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部