サッカー部

サッカー部・関東大学サッカーリーグ戦2部 後期第3節 対学芸大戦

2016年09月21日

9月18日 中央大学多摩キャンパスサッカー場

終了間際の劇的弾!後期初勝利!

◆スタメン

GK 1置田竣也(商4)

DF 24安在達弥(商2)、4渡辺剛(経2)、25上島拓己(法2)、2縣翔平(商4)

MF 18山口陽一朗(商3)、7寺村介(商3)→56分・田中優一(商2)、22宮城和也(法1)→68分・20早坂翔(経3)

FW 11翁長聖(経4)、9矢島輝一(商3)、10古橋匡梧(経4)→79分・28櫻井昴(法2)

◆試合結果中大1―0学芸大● 得点者:櫻井(86分)

連敗スタートの後期リーグ戦。途中出場の櫻井が監督の起用に応える決勝点。連敗を止めた。

立ち上がりは共にチャンスを作りながらも得点にはつながらず、互いにペースを握ることができない。しかし、25分ごろから徐々に学芸大ペースとなっていく。中大は我慢の時間が続き、守備陣を中心に防ぎ続ける。だが34分、中大のミスから相手にゴール前まで抜け出され、キーパーまでも抜かれてしまう。しかし、このシュートを渡辺がゴールラインスレスレで必死のクリア。けれどもこのクリアボールは相手にわたってしまい、再びシュートが放たれるものの、今度は安在がクリア。窮地を免れた。 後半は中大ベンチが積極的に動く。56分に田中、68分に早坂とフレッシュな選手を立て続けに投入。すると次第に中大がペースを握っていく。75分、中大は相手ゴール前での混戦に持ち込むが決めることができない。続く77分には大きなチャンスがおとずれる。左サイドを抜け出した古橋が内側に切り込みシュート。相手選手にあたるが、そのこぼれ球を安在が拾い再びシュートを放つ。しかし、相手キーパーのファインセーブにあう。さらにそのこぼれ球に反応した矢島がゴールを狙うが相手ディフェンスのブロックにより決めることができない。 その直後の79分。中大ベンチは最後のカードを切り、櫻井を送り込む。すると、この男がやってくれた。86分、翁長のクロスに櫻井があわせ待望の先制点。「(翁長が)クロスを上げるイメージはできていた。矢島さんに2人ついていたので後ろが空いて、ちょうどそこにきたので押し込んだ」(櫻井)。この得点が決勝点となり、中大は後期リーグ戦初勝利を飾った。

▲決勝点の櫻井

後期リーグ戦連敗スタートの悪い流れを断ち切るような試合だった。「気持ちを出して戦おうとミーティングで話していた。それが運動量、球際、切り替えの速さにつながる」(監督)。「選手全員が最後まで勝つということにこだわりをもってやるようにしよう。どんなに泥臭いゴールでもいいし、どんな姿でもいいからとにかく勝つという気持ちを持って戦うようにしよう」(置田)。まさに「気持ち」で掴んだ勝利。今回のような「気持ち」で次節も臨み、勝利を飾る重ねていってほしい。

▲勝利を喜ぶ中大イレブン

▲今節終了時の順位    

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部