硬式野球部
硬式野球部・東都大学野球秋季リーグ戦 対国学大1回戦
2017年10月19日
10月18日 神宮球場
3度のサヨナラ機逸し 入替戦回避へ黄信号
▲好機で三振に倒れ、うなだれる堀内
123 456 789 101112 RHE
国学大=000 010 010 002=483
中 大=000 100 100 000=294
[国]清水、小玉-横井、平古場[中]鍬原、畠中、花城-保坂
本塁打:なし
◆スタメン
1[右]大工原壱成(商2=桐光学園)
2[二]土谷 恵介(法4=前橋育英)
3[三]内山 京祐(文1=習志野)
4[左]堀内 寛人(商3=県岐阜商)
5[遊]牧 秀悟(商1=松本第一)
6[捕]保坂 淳介(商4=佐野日大)
7[一]小野寺祐哉(経2=白鴎大足利)
8[指]五十嵐滉希(経2=関東第一)
9[中]飯嶌 幹太(商4=宇治山田商)
P 鍬原 拓也(法4=北陸)
優勝の可能性がなくなった中大は、入替戦を回避すべく国学大に挑んだ。先発のマウンドに上がったエース・鍬原は8回途中を投げ2失点と試合をつくったが、12回に2番手・畠中優大(経1=樟南)が1死一塁から右中間に適時二塁打を浴び万事休す。打線も、3度サヨナラの好機をつくったものの好機にあと一本が出ず、痛すぎる1敗となった。
▲8回途中2失点と本来の投球を見せた鍬原
「日大戦、亜大戦と自分の納得がいくような投球ができなかった」と言う鍬原。初回こそは力みが見られたが、2回以降は打たせて取るピッチングでチームに流れを引き寄せた。悔やまれるのは勝ち越した直後の8回。「先頭を出してしまった。(打たれた場面は)球が浮いてしまった」(鍬原)と味方の失策も絡んだが、飯野(国学大)に適時打を浴びたところで降板。ただ、「点を取った後で失点したこと以外は自分の投球ができた」と1週間後に控えるドラフト会議へ大きなアピールとなった。
▲6打数3安打と気を吐いた牧
エースを援護したい打線は序盤、清水(国学大)の前に沈黙。4回、先頭の土谷が左前打で出塁し2死後、牧の適時打で先制に成功する。同点とされ迎えた7回には牧、保坂主将の連打で1死一、二塁とすると相手捕手の悪送球の間にラッキーな勝ち越し点を奪う。だが、再び追いつかれるとその後は3度のサヨナラの好機を逃した。そして12回に勝ち越されると、反撃する力は残っていなかった。
この黒星でもう一つも落とせない状況となった。「明日も状況次第ではいつでも行けるように。疲れとかは言っていられない」(鍬原)。入替戦回避に向け、中大ナインのここぞの底力に期待したいところだ。
◆コメント
鍬原 日大戦、亜大戦と自分の納得がいくような投球ができなかった。(2回戦に向けて)明日も状況次第ではいつでも行けるように。疲れとかは言っていられない
◆試合結果
●中大2-4国学大○
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部