硬式野球部

硬式野球部・東都大学野球春季リーグ戦開幕直前特集①鍬原拓也選手

2017年04月03日

152㌔豪腕・鍬原 プロへの試金石となるラストイヤーに挑む!

 

 「戦国東都」開幕まで残り約1週間。開幕直前インタビュー初回は鍬原拓也(法4=北陸)です。  昨年、1年を通して下位に沈み苦しんだ中大で、秋チームトップとなる3勝を挙げた鍬原に、チームの優勝、自身のプロ入りもかかるラストイヤーかける思いを聞いてきました!

 

鍬原 ▲リーグ戦開幕にむけ、意気込む鍬原

 

――まずは、昨年のシーズンを振り返って 鍬原 もうちょっと勝てたかなというのが一番にある。

――先発として起用されるようになって意識の変化は 鍬原 自覚が出できたし、自分がやらないとっていう気持ちになった。

――オフシーズンの練習はどのように取り組んだ 鍬原 体力強化と体をもう一回り大きくすること。フォームの安定を考えながらやった冬だった。

――自身の最速は152㌔、先発のときは常時140㌔後半を計測。意識とかは 鍬原 抑えとかだと短いイニングだが、9回完投ということを考えると、ペース配分であったり、力の入れどころも少なくなってくる。長いイニングを投げるという意味では力を抜くというより、入れないで抑えるというふうに考えている。

――球速へのこだわりは 鍬原 こだわりはない。140㌔中盤をコースに決められたら打たれないと思うので。

――変化球の精度は 鍬原 シンカーに自信はあるが、こだわりはそこまでない。今こだわってやっているのが、右打者へのインコースのスライダーと右打者、左打者関係なくインコースのストレート。そこに課題をおいてやっている。

 

鍬原 プレー ▲目標は5勝。全チームからの勝ち星を目指す

 

――オープン戦、自身やチームの調子は 鍬原 社会人相手にもそこそこいい結果が出ているし、逆転勝ちが多いことが去年と違うところかなと。ズルズルといかないというか。自分も今がマックスじゃなくて、徐々に上げていけたらなと思っている。

――背番号が18に、重みは 鍬原 ここ2年、18番をつけて結果を残せていない先輩を見てきている。自分もそうなるんじゃないかという不安もあるが、投手陣をまとめるリーダーとして自分がやってきたことを信じてやれば大丈夫だと思っている。プレッシャーもあるけどあまり考えないようにしている。

――プロ入りに向け、注目されるというのは 鍬原 注目されるっていうことはそれだけ人に見られるっていうこと。普段の行動だったり、生活面であったり気をつけないといけないと思っている。より一層自覚が出るというか、しっかりやらないといけないなと思っている。

――プロへの思いは 鍬原 大学に来たのもプロに行くため。夢でもあるし、届きそうっていうのもあるので目指していきたいなと思う。

――ラストイヤーとなる、目標は 鍬原 できれば5勝したい。でも何勝というより、調子の良し悪しにかかわらず、試合をきっちり作ることができるピッチャーになること。春の1戦目を全部投げるつもりで準備したい。

――気になる相手は 鍬原 基本的に打者は気にならない。ピッチャーだと亜大の髙橋だったりは同じ速球派のピッチャーなので結果とかは気になる。

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部