硬式野球部
硬式野球部 東都大学野球秋季リーグ戦対亜大2回戦
2015年10月23日
10月20日 神宮球場
4被弾で完敗 優勝の可能性消滅
123 456 789 RHE
○亜 大=301 000 120=7130
●中 大=100 000 000=161
[中]村川、山手、伊藤、在原-保坂 [亜]石塚、諏訪-宗接 本塁打:[亜]遠藤2(1回2点、3回1点)、宮崎(7回1点)、板山(8回2点)
◆スタメン
1[三]土谷 恵介(法2=前橋育英) 2[二]新城 拓(文3=興南) 3[遊]松田 進(法3=国学院久我山) 4[中]神里 和毅(法4=糸満) 5[右]泉澤 涼太(商4=習志野) 6[左]山田 直(文3=静岡) 7[一]小河 諒(法3=桐蔭学園) 8[指]佐藤 匠(文4=明豊) 9[捕]保坂 淳介(商2=佐野日大)
P 村川 翔太(商3=浜田)
前週、専大相手に勝ち点を落とし、優勝へ向けて後がない中大。エースの村川が先発したが、亜大の4番・遠藤に2本の本塁打を浴びるなど3回持たず4失点で2敗目を喫した。神里主将は「絶対に負けられない試合だったが、自分たちの力不足」と振り返った。
▲先発の村川
痛すぎる幕開けだった。1回表、2死三塁から先発の村川が投じた142kmの直球は、亜大の4番・遠藤に弾き返され、無情にもライナーで右翼席に突き刺さった。「甘く入ってしまった」とうなだれる村川。2回のピンチは併殺で切り抜けたが、3回にも遠藤に本塁打を浴び、この回途中で降板した。初めてエースとして過ごした今季。重責はなかったと言うが「最後までチームに貢献できなくて申し訳ない」と悔しさがあふれた。
▲1回、適時二塁打を放つ神里主将
追いかける展開となった打線は1回裏、2番の新城が流し打ちで三遊間を抜く安打を放つ。2死となった後で好調の神里主将が右翼へ適時二塁打を放った。しかし結局はこの1点に留まり「自分が打っても勝てないと意味がない」と試合後は言葉少なだった。
▲2番手の山手
村川の後を受け、3回途中から登板した山手幹(商4)は緩急を使い2回2/3無失点の好投を見せた。6回からは伊藤優輔(文1)がマウンドに上がる。ところが3回を投げて4四球と制球に苦しみ、カウントを取りに行った直球を痛打される。本塁打2本を浴び、亜大に決定的な追加点を許してしまった。
終始亜大にペースを奪われ、反撃も初回の1点のみに抑えられた中大。このカードの対戦成績は2敗となり、前週の専大に続いて勝ち点を落とした。
残る試合は1勝1敗で迎える国学大3回戦。優勝の可能性は消滅したが「最後勝ちに行く野球がしたい」と秋田監督。来年につながる試合にしたい。
◆コメント 秋田監督 先制パンチが効いた。うちはもう試合にならなかった。四死球8つということは、それだけコントロールがないということ。明後日は最後勝ちに行く野球がしたい。優勝がなくなって残念だが、また来年がんばるしかない
神里主将 絶対に負けられない戦いだったが、自分たちの力不足。何としても勝ちたいという思いはあった。(適時打)きた球を打っただけ。自分が打っても勝てないと意味がない。(明後日はドラフト会議)焦りはない。自分がやることをやって、あとは結果を待つだけ
村川 優勝できる可能性があったので勢いを持ってくるような投球をしようと思ったが、甘く入ってしまった。最後までチームに貢献できなくて申し訳ない気持ち
山手 向こうも負けられないので気合いが入っていた。村川が打たれたのは仕方ないので、何とか自分が抑えて流れを作ろうと。ピンチだったので気持ちで負けないように。もっと投げたかったが内容はあれが精いっぱい
伊藤 踏ん張りきれなかった。甘い球を狙われて、打たれてしまった。次が最終戦なので、勝ってリーグ戦を締めくくりたい
保坂 投手がカウントを悪くして、そこから悪循環になってしまった。バッテリーでどうにかできた。最初にボールが続いて、狙い球をしぼられてしまった
◆試合結果
▼第8週2回戦 ●中大1-7亜大○ ※2敗
次の試合は東都大学野球秋季リーグ戦対国学大3回戦(10月22日 12:00~ 神宮球場)です!