硬式野球部

硬式野球部 東都大学野球秋季リーグ戦開幕直前特集⑥小河諒

2015年09月07日

最強打線の中心へ 

攻守の要、小河諒

 開幕まであと2日!本日は堅実な三塁守備と広角に打てるバッティングが持ち味の小河諒内野手(法3)を紹介します。クリーンナップを打つことが多い小河選手。しかし春季リーグ戦の終盤では打順を落とし、打率も.289とあと少しのところで3割を逃してしまいました。優勝へ向け、彼の打撃がチームの勝敗を左右するかもしれません。

▲春季リーグ戦対駒大2回戦でしぶとく安打を放つ小河

――春季リーグ戦を振り返っていかがですか

 小河「専大の試合以外で打線のつながりがよくて、相手投手にあわせて攻撃できたところがよかったです。逆に専大には入り方があやふやになってしまいました。個人としてはインコースを結構攻められて、窮屈になって打てないことが多かったです」

――夏に意識していることは

  「監督は打ち勝つ野球を目指してると思うので、それに応えれるようバットを振り込んでいます」

――春から変わったことはありますか

 「体重が減りました。寮の食事を作る人が変わって、油物をあんまり出さなくなったので食べてる量は変わらないんですけど、減っちゃうんです。でも体力的にはむしろいい方になっています。飛距離はちょっと落ちましたが」

――遠征やオープン戦で感じていることはありますか

  「春の反省を踏まえて、インコースを意識しています。オープン戦では左方向に長打が出ていい感触です」

――秋季リーグ戦の目標を教えてください

  「チームとしては優勝なんですけど、昨季はあと一歩だったので全勝で圧倒的な優勝がしたいです。個人としては3割打って、クリーンナップも外されないように。守備では、下級生の投手が多いので苦しいときにしっかりと声を掛けてあげたいです」

――優勝した専大に勝つためには

  「春はデータがなかったので相手投手がどんな特徴があるかわからなかったけど、次はしっかりデータも取って、ある程度やってみて、どんな球を投げるのかもわかりました。しっかり打つボールを決めて、しっかり待って自分のスイングをすれば勝てると思います」

▲亜大1回戦、ベンチからでも大きな声でチームを鼓舞する(左から3人目)

 1年次から出場し、経験も豊富な小河選手。三振が非常に少ないことで有名です。その秘訣は「追い込まれたら、直球と変化球の中間のタイミングで待つこと。直球はファールにして、甘い変化球をねらっています」。東都最強打線で頂点を取るため、彼の活躍が期待されます。

▶小河諒プロフィール

おがわ・りょう 平成6年6月25日生 広島県出身 桐蔭学園高卒 179㌢・78㌔ 右投右打

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部