硬式野球部

硬式野球部 東都大学野球秋季リーグ戦開幕直前特集⑤村川翔太

2015年09月07日

キレのあるスライダーが持ち味のチームの勝ち頭 

左のエース村川翔太

 中大勝利の鍵を握る選手を取り上げる東都大学野球秋季リーグ戦開幕直前特集、5日目は今春のリーグ戦最多タイの4勝を挙げた村川翔太投手(商3)を紹介します。大学3年目のシーズンに大きな成長を遂げた左腕に春の振り返りと秋の意気込みを語ってもらいました。

▲春季リーグ戦対国学大2回戦で完投し、ガッツポーズをする村川

――春季リーグ戦を振り返っていかがですか 

 村川「2位だったので、あと1勝できていたらと思うと悔しいです。その気持ちを胸に練習しています。個人としては、先発としての役割を果たせました。ただ、リリーフで四球やミスがあったので、しっかり練習してきます」

――先発とリリーフで入り方が違いますか 

 「違いますね。先発は自分が初回からいくと分かっていくから自分のペースでいけるんですけど、リリーフはいつ登板するかわからないので、しっかりと準備しないといけないんです」

――自信がついたことや課題は

 「4勝という数字は自信になりました。でもこの成績に満足しないで、それ以上の成績を出せるようにレベルアップしなければならないです。課題はさっき言った通りリリーフでの四球ですね」

――東海遠征については

 「1回投げて7回2失点でした。コントロールがあまり良くなく、無駄な四球を出してしまいました。3人でしっかりと抑えて、打たれても後続を打ち取らなければいけないですね。流れを持ってくる投球をしたいです」

▲亜大2回戦で村川は春季リーグ戦4勝目を挙げた

――投手陣全体として取り組んでいることは

  「みんな投げ込んでいて、みんなで競争しています。この競争がレベルアップにつながっていると思いますね。そのおかげで若い投手やこれまでリーグ戦で投げていない選手も出てきました」

――個人で意識して取り組んでいることは

 「ランニングですね。あと、体力を強化するために投げ込みも行っています。

――春季リーグ戦で優勝した専大との差はどういう点で感じられますか

  「甘い球や失投になったボールにしっかりとスイングしてきました。その積極性が先制点を早くとられたり、打者との間隔が同じになったりして、打たれることにつながりました。秋季リーグ戦はその点に気を付けたいです」

――秋季リーグ戦に向けての意気込みは

  「5勝を挙げてリーグ優勝です。先発として自分の任された試合で仕事ができるように準備したいと思います」    

 今春で自信をつけ、エースとしての自覚が芽生えている村川投手。昨日、ご紹介した右のエース山手幹投手(商4)と共にこの秋も投手陣を引っ張っていきます。小さな体から溢れる闘志を胸に、ピッチングする村川投手に注目です!

▶村川翔太プロフィール 

むらかわ・しょうた 平成6年6月7日生 島根県出身 浜田高校卒 171㌢・70㌔ 左投左打

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部