ラクロス部

ラクロス部・関東学生ラクロスリーグ戦対東大

2017年09月04日

9月2日 大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森第二球技場

「詰めの甘さ」響く… 東大相手に悔しい引き分け

 

 

▲今試合3得点を挙げた横溝主将

 

 初戦で6年ぶりの勝利を収め、勢いに乗る中大。2戦目に立ちはだかるのは、昨年度のリーグ戦でファイナル4に進出した強敵・東大だった。「日本一になるには勝たないといけない試合」(横溝渓太郎主将・法4)とチーム全体のモチベーションを上げ試合に臨んだ。

 

▲好セーブを見せる安江

 

 第1Qは立ち上がりから攻守が入り乱れる展開となる。試合が動いたのは6分過ぎ、一瞬の隙を突いた東大が得点を決めた。1点を返したい中大は終盤に9番横溝がシュートを成功させるも、東大がすぐさま得点。1-2とリードを許したまま第1Qを終える。続く第2Q、開始早々得点を決めたのは9番横溝だった。その後は35番藤原航介(法4)、75番新子崚(経4)がシュートを成功させるも、東大も負けじと点を取り返すというシーソーゲームの様相を呈した。4-4のイーブンで前半を終える。

 

▲得点直後の樋口(右)

 

 第3Qは49番安江将史(法4)の好セーブが光った。安江から攻撃のリズムを生み出していった中大。75番新子が1点を追加するも、リードを許してはくれない東大。残り4分で東大が得点し5-5のイーブンに。運命の第4Q、中大は猛攻を見せた。開始2分過ぎ、9番横溝が主将の意地を見せ得点。その後も中大は攻め続けると、残り8分で70番樋口駿太郎(法3)が追加点を挙げ、点差を2に広げた。勝利が見えてきた中大だったが、残り4分で東大が得点。この得点を皮切りに東大は死力を尽くしたオフェンスを展開。タイムアウトが明けて残り3分。1点を守り切りたい中大だったが、流れを取り戻すことができず追加点を許してしまうと試合終了。7-7の引き分けとなった。

 

▲第2Qで得点を決めた新子

 

 「スカウティング(対策)を入念にやった。ばっちりはまって、こちらのゲームプラン通りに試合が進んだ。」とこの試合を振り返るのは諸星HCだ。東大のディフェンスに負けず、終始得点を狙い続けた試合展開に手応えを感じた。その一方で第4Qでリードを守り切れなかったのは「詰めが甘かった」とも話す。「絶対勝ちたかった試合」と横溝主将も悔しさをにじませた。

 

 次戦の相手は一橋大だ。「自分たちは一戦一戦勝ち切ることが常に目標」(安江)。引き分けの悔しさをばねに、勝利をつかみ取ることができるか。

 

◆試合結果

△中大7ー7東大△

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部