拳法部

拳法部 東日本大学女子リーグ戦

2015年05月18日

5月17日 立教大学新座キャンパス

女子二人で掴んだ準優勝!

 男子だけで行われていた東日本大学リーグ戦、今年度から女子の部が開幕した。中大の女子部員は現在2人と、3人制では不利な状況の中、中大は記念すべき第1回大会で準優勝を果たした。

▲入場前の女子選手(右=後藤、左=糸井)

 リーグ戦に出場したのは中大、立大、日大、学連選抜の4チームで、試合方式は総当たり戦。中大の2選手は、昨年から拳法を始めた2年生二人。糸井月(経2)は昨季けがに苦しみ公式戦出場はなかったものの2級に昇段、また、同じく2級の後藤穂奈美(文2)は、昨季東日本総合選手権一般女子の部で3位につけ、着々と実力をつけ始めている。

 初戦の日大戦、糸井は開始26秒にして面突きを2本決め勝利。公式戦初出場に「すごく緊張した」と振り返るも、堂々とした戦いぶりを見せた。続く後藤も開始18秒で2本を奪い、中大は2-0で勝利した。

▼面突きを決める糸井

 続く次戦の学連選抜戦、またもや後藤が1分を過ぎたところでで抑え面突き、面突きを続けて決め勝利。「試合をしていく中で相手の癖や苦手なところを中心に攻めることができた」と振り返る。糸井は抑え面突きにより先に1本をとるが、「気を抜いたすきにガードが下がって1本とられてしまった」と最後に1本とられ引きわけに終わり、悔しさをにじませた。結果、学連選抜戦は1-0で勝利した。(学連選抜は人数の少ないチームに人数をそろえるため2人勝負となる)

 最後の立大戦、糸井が開始早々2本を奪われ負けてしまうが、後藤が快挙を成し遂げる。二段保持者の格上の相手に面突きを決め、最後は抑え面突き。後藤は試合後、「勝てると思っていなかった。緊張がほぐれていていつも通りの力がでた」と笑顔を見せた。立大には1-2で負けはしたが、後藤は試合中笑顔でプレー。「楽しむことができた」という。

▼格上選手を抑え込む後藤

 中大は2勝1敗で準優勝。たった2人で勝ち取ったものだ。2人という状況の中、今後は「2人とも勝たなくてはいけないという風になってくる、一戦一戦に集中して、必ず勝つつもりでいきたい」と糸井は語った。  また、女子選手2人に加え、現在マネージャーが2人増え、女子部員は計6人。「女子部員が増えたことによって部が明るくなった」(目黒主将)。女子選手が増えれば更なる活躍が期待できるに違いない。中大拳法部を女子が盛り上げる時が来た。

◆試合結果 ①立大②中大③学連選抜 技能賞・後藤