拳法部

拳法部 全日本学生拳法選手権大会

2014年12月12日

11月23日 大阪府立体育館(ボディメーカーコロシアム)

リベンジならず、2年連続ベスト8

中村主将

 昨年、まさかの準々決勝で同志社大に敗れベスト8に終わった拳法部。優勝だけを目指してリベンジに燃えた1年だったが、今年も準々決勝で優勝候補の明大に敗れ、ベスト8に終わった。
 シードで2回戦からの出場となった中大は兵庫県立大との初戦。一度は部を離れ1年ぶりに復帰した矢子昴(法3)が勝利をあげると、ポイントゲッターである目黒蓮(法3)、中野優大(理工4)、中村龍主将(法4)が圧倒的な力を見せつけ勝利。6-1で3回戦に進む。
 3回戦の日大戦でも強豪校としての実力を見せた。同じくポイントゲッターの多賀祐太(商4)が先鋒で勝利すると、目黒、藤縄高平(法4)、二橋勝彦(経1)らも勝利。参将として出場した田中是路(経1)は一般生ながらこの府立(インカレ)に出場。階級は上である日大の秋本を相手に開始直後に1本を奪われるも、すぐに面突で取り返し2本を取って勝利。チームに勢いをつけた。その後中野と中村主将がすぐに試合を決め、運命の準々決勝へ。
 準々決勝では最大のライバルである明大。三段保持者を10人あまりそろえており、今大会きっての優勝候補。しかし先鋒の目黒が柳口に圧勝を見せる。次鋒の矢子も相手のエース大貫に粘り、勝利まであと一歩のところで敗れる。そしてその後、3連続で敗れ勝負は藤縄にかかる。しかし明大で勢いのある1年生百合草に敗れ、敗戦。その後もポイントを取ることができずに試合を終えた。
 「残念の一言しかない。来年からは勢いのある1年生を中心にがんばってほしい」と語った中村主将。部員不足の中、少ない戦力で優勝を目指してきたがベスト8に終わってしまったが、来年からは準々決勝で勝利した目黒を中心に府立奪還を目指す。

◆試合結果
  ①明大 ②大商大 ③立命大 ベスト8=中大