拳法部

拳法部 矢野杯争奪東日本学生個人選手権大会

2014年06月23日

6月22日
川崎市立体育館
級の部で西山が優勝
 まさかの初戦敗退を喫した全国選抜から三週間。前期の大会を締めくくる個人選手権(矢野杯)が行われた。
 級の部では西山文哉(経1)が優勝を果たした。また女子の部では高橋美沙子(総1)が4位に入賞。段の部で連覇中の中村龍主将(法4)は3回戦で明大の柳口に破れ、三連覇とはならなかった。準々決勝まで進んだ目黒蓮(法3)も早大のエース大石に面突を決められ敗退、準決勝進出を逃した。

決勝戦で高橋(早大)を押さえ込み胴突きを狙う西山

 2分間2本勝負で行われた級の部。西山は初戦、2回戦と1分以内で相手を押さえ込み膝蹴りを決めるなど、順調に勝ち上がる。3回戦の相手は森(早大)。ここでも膝蹴りを決めるが、残り21秒で面突きを決められてしまう。同点のまま1分間の延長戦に突入した。延長戦でもなかなかお互い技が決まらなかったが、残り7.2秒で得意の膝蹴りを決め、準決勝に進んだ。準決勝でも危なげなく膝蹴りを決め、柳澤(立正大)に勝利。決勝進出を決めた。
 決勝の相手はチームの勢いがある早大の高橋。しかし、準決勝までと同じように難なく相手を押さえ込む。胴突きと膝蹴りを次々と決め、優勝した。
  「優勝できてすごくうれしい。緊張してぜんぜん動きがよくなかった」と試合を振り返る西山。しかし、大きな体格を生かした押さえ膝蹴りがよく決まった。しかしまだ満足はしない。「今回は級の部での優勝。段の部でも勝てるように練習しなければならない」。団体戦での成績不振が続く拳法部に頼もしい存在が現れた。
◆試合結果
級の部
①西山

女子の部
④高橋

段の部
目黒蓮(法3) 準々決勝敗退
中野優大(理工4) 4回戦敗退
中村主将 3回戦敗退
多賀祐太(商4) 3回戦敗退
藤縄高平(法4) 初戦敗退
二橋勝彦(経1) 初戦敗退

 
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部