アメリカンフットボール部

アメリカンフットボール部 関東大学アメリカンフットボールリーグ戦対法大トマホークス

2015年09月30日

9月27日富士通川崎グラウンド

法大の攻撃の勢い止めきれず3連敗

 関東の優勝争いを繰り広げる法大との一戦は、1Qに中大がFG2本で先制するも、法大の攻撃を止めきれず6-38で黒星を喫した。

▲38点目を決められた中央

 試合は中大のレシーブで始まると、「用意していたプレー」(QB#12松井諒・商3)でファーストダウンを獲得していく。敵陣33ヤードまで持っていくと、K#19市森康平(法3)のFGで先制。

 その後の法大の攻撃を中大ディフェンス陣が止め、再び中大の攻撃。先ほどと同じように、市森のFGで得点。序盤は中大のペースで進んでいた。

 しかし2QでFGで3点を返されると、そこから「強くて速い」と仁木監督を唸らせた法政のランを中心に組み立てる攻撃で次々とファーストダウンを更新していく。中央の空いたスペースをうまくすり抜け、8ヤードのランなどを何度も繋げてくる。なす術なく、2Qだけで24失点。6-24で前半を折り返す。

▲FGを決める市森

 後半開始直後にもタッチダウンを奪われる。後半は終始法大のペースで進む。6ー38で迎えた4Q終盤、中大はゴール手前まで迫るも、タッチダウンとはいかなかった。「あのプレーに今日のゲームが象徴されていた」(松井)。早大、慶大、法大。ここまで3試合でタッチダウンは慶大戦での2本のみである。ゴールまであと少し、というところまで迫れるのだが、あと一本が、今の中大には遠い。 「随所には良いプレーがあったり、ビッグプレーを起こしたりすることができたが、相手のペースでやられてしまった」(DL#9甲斐雄高主将・法4)。中大は未だ白星なしの三連敗中。次の相手、日大も格上のチームである。少しでも食らいついて、後半戦への足掛かりとなるフットボールが期待される。

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部