大学院

【文系研究科】大学院就職決定者座談会を実施しました

2022年03月04日

3月4日(金)に「大学院就職決定者座談会」(オンライン開催)を実施しました。事前申込制とした本イベントには、大学院生、学部生を問わず多くの申し込みがあり、当日は70名を超える方にご参加いただきました。

本記事では、座談会の様子についてお届けします。

◆当日の様子

「現役大学院生が語る、キャリアと就活。」と題し、現役大学院生に就職活動を中心にご自身の大学院時代の体験談を語っていただきました。座談会には、一般企業への就職が決まった博士前期課程に在籍する大学院生(3名)が登壇し、大学院事務室の職員や参加者からの質問に答えるかたちで、自身の経験を振り返りつつ、様々な角度からお話しいただきました。

当日は下記の流れで進行し、各登壇者から貴重なお話を伺うことができました。

1)はじめに
事務室より、一般的な就職活動のスケジュールやプロセスを説明しました。

2)登壇者紹介 ~ 座談会 ~ 質疑応答
登壇者の自己紹介から始まり、事務室の進行のもと、研究活動と就職活動の両立や、自身の就活への取り組みについてお話しいただきました。また、事前に寄せられた質問にもお答えいただき、経験者ならではの視点での語りとなりました。

3)お知らせ
「文系研究科 入試広報サイト」やキャリアセンターを紹介しました。また、学部生向けの情報として、特別選考(学内選考)入試の入試要項や大学院の授業科目履修の募集要項に関するご案内もしました。

4)個別質問
参加者から寄せられた個別質問に、登壇者が回答しました。多くの参加者から、多岐にわたる質問が寄せらせ、時間を延長しての充実した会となりました。

◆登壇者のご紹介

●商学研究科 商学専攻   内定企業の分野:人材・マーケティング
●商学研究科 商学専攻   内定企業の分野:情報通信・電気機器メーカー
●文学研究科 国文学専攻  内定企業の分野:専門商社

※3名とも、博士前期課程2年次に在籍。

◆座談会でのお話より

こちらでは、座談会で3名からお話しいただいた内容の一部をお届けします。

●研究と就活の両立で大切なこと
・とにかく早めに動き出す(早ければ視野も広がる)
・計画性を持って行動する
・隙間時間をうまく活用する

●積極的に周囲に状況を伝えること
・自分の就職活動の状況や、向き合い方を指導教授や仲間に伝える
・事前に伝えておくことで、協力や配慮が得られるほか、調整してもらいやすくなる

●大学院進学のきっかけ
・研究(卒業論文)が楽しかった
・自分を見つめなおす期間を得られる
・やりたいことを考えた時に、スキルが足りないと感じた

●就活における「大学院進学」のアピールポイント
・大学院進学の理由を話すことは、何よりの自己PRになりうる
・自身の興味関心(の強さ)の裏付けができる(実際に研究までしているから)
・自分の気になったことを気になっただけ調べ、まとめたという経験がある

●就活全体を通じて
・大学院生の間にどういう能力が培われ、それをどう活かせるかをPRする
・「大学院生」として見られることを忘れない(学部卒なら"社会人"2年目以上の時間が経っている)
・最後は自分の価値観や姿勢が重要になる

他にも貴重なお話をたくさん伺うことができました。

◆関連情報

座談会で紹介した、お役立ち情報(サイト)をお届けします。

文系研究科 入試広報サイト(TOP)
文系研究科 入試広報サイト(進路・就職)
文系研究科 入試広報サイト(大学院修了を活かした進路)
文系研究科 入試広報サイト(中央大学の学部生の方へ)
中央大学キャリアセンター(文系)

 

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。大学院では、今後も大学院生の就職活動に役立つ情報の提供、キャリアアップの支援をしてまいります。