大学院

〈Focus〉大学院の入試時期や科目は?対策方法も解説

2021年12月24日

大学院の入学試験に合格するには、事前に入学試験の時期や科目について理解し、学習しておくことが重要です。

 

そこで今回は、大学院の入試時期や科目、入学試験に向けての対策方法を紹介します。大学院の入試対策を始めるタイミングに悩んでいる方や対策内容を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

大学院の入試時期と科目

入学試験に向けて学習をする上で、まずは入試時期と科目を理解しておくことが重要です。

 

この項目では、大学院の入試時期と科目について解説します。

入試は秋と春に行われるのが一般的

大学院の入試は、秋季(7〜10月頃)と春季(1〜3月頃)に実施されることが多いです。そのため、まずは自分がどちらの入試にチャレンジするのか決めた上でスケジュールを考える必要があります。

 

なお、大学院の入試時期に関する詳しい情報は以下の記事で紹介しています。

https://www.chuo-u.ac.jp/academics/graduateschool/news/2021/12/57403/

入試の内容

多くの場合、大学院の入試では筆答(筆記)試験と口述(面接)試験が実施されます。

 

・筆答(筆記)試験

 外国語科目

 専門科目または小論文

・口述(面接)試験

 

大学院では、文献の読解やプレゼンテーションなど一定の英語力が必要になる機会が多く、入試では英語が課されるのが一般的です。また、特定の研究分野の知識があるかを問うため、専門科目や小論文も科目として設けられています。加えて、研究計画書の内容や志望動機を確認するために、面接も実施されることがほとんどです。

大学院入試の対策方法

大学院の入試に合格するためには、前もって対策をしておくことが大切です。ここでは、入試対策について詳しく見ていきます。

英語は1年かけて対策する

英語は1年かけて対策することが推奨されます。大学院では、英語の論文を読んだり国際学会で発表したりなど、英語を使う場面が多々あります。そのため、余裕をもって入試対策に取り組み、大学院での学習・研究に対応できる英語力を習得しましょう。

 

なお、下記の記事では大学院で必要な英語力や勉強法も紹介しています。https://www.chuo-u.ac.jp/academics/graduateschool/news/2021/12/57399/

専門科目や小論文も早めに対策する

専門科目や小論文の出題内容は大学院によって異なりますが、どの大学院でも専門的な知識がないと入試の問題は解けません。

 

そのため、受験に向けて早めに学習を開始し、専門知識を身につけておくことが重要です。学習の一環として自身の研究テーマに関する文献を読み進め、指導教員から研究内容に関して指導してもらうとよいでしょう。

過去問も解いておく

大学院の入試であっても、過去問は大切です。過去問を解けば入試に向けて学習しやすくなるため、事前に解いておきましょう。なお、過去問は大学の窓口やホームページから入手できる場合が多いです。受験したい大学院の窓口に問い合わせるか、ホームページで確認しましょう。

 

中央大学大学院の過去問については、こちらの記事で詳しく解説しています。

https://www.chuo-u.ac.jp/academics/graduateschool/news/2021/12/57406/

面接対策も忘れずに行う

面接では大学院入学後の研究計画や志望動機に関する質問が重点的に行われます。そのため、研究計画や志望理由が面接官に伝わるよう、事前に準備をしておくことが大切です。

 

大学院入試の事前対策については、こちらの記事で解説しています。

https://www.chuo-u.ac.jp/academics/graduateschool/news/2021/10/56940/

大学院の入試対策は準備が大切

大学院の入試に合格するためには、英語や面接など前もって対策を進めることが大切です。試験に合格するために、入試時期や試験科目といった情報を把握した上でスケジュールを組み、学習に取り組むようにしましょう。

 

特に、英語や専門科目の入試対策は入学後に研究を深めるためにも必要となる知識・能力の修得になるので、早い段階から取り組むとよいでしょう。