大学評価

公益財団法人大学基準協会による機関別認証評価結果を受けて

本学は、2023年度に公益財団法人大学基準協会(以下、「大学基準協会」という。)の機関別認証評価を受審し、大学基準協会の定める大学基準に適合しているとの認定を受けました。

評価結果においては、本学の長所として、内部質保証システムの有効性、全学横断的な教育プログラム「FLP(ファカルティリンケージ・プログラム)」、大学院研究科の枠を超えて科目履修のできる「オープン・ドメイン制度」、学生の心身・学修支援を行うキャンパス・ソーシャルワーカー制度及び地域活性化に資する体系的なPBL科目である商学部プログラム科目について高い評価をいただきました。特に本学の内部質保証システムについて、「指定課題」等をはじめとした改善を加え、その機能を高めていることについて高い評価を得たことにつきましては、今後における諸活動の更なる深化に向けて大きな原動力となると考えております。

一方で、改善課題として、一部の学部及び大学院研究科における収容定員充足率について指摘されております。この結果を真摯に受け止め、今後は長所として評価をいただいた点の更なる伸長を図るとともに、改善課題として指摘を受けた点の着実かつ迅速な改善に努めながら、本学における教育・研究の質を一層高めて参る所存です。

末筆ながら、今般の機関別認証評価の受審にあたり、本学のより一層の改善に資するために多大なるご尽力を賜りました大学基準協会のすべての関係者の皆さま方に、改めて敬意を表するとともに、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

2024年3月        
中央大学大学評価委員長 
学長   河合 久