教育力研究開発機構
第4回教育力研究開発機構講演会(第30回中央大学FD・SD講演会)を実施しました。
2024年02月01日
佐々木研究員からは「生成系AIを使った課題提出の事例や対応策」の紹介
澁川研究員からは「生成系AIの教育利用の最新動向や評価の際の工夫」の紹介
上田氏からは「企業における生成系AIの利用や法律系DBとの相性」の紹介
参加者からの質問へ回答
2024年1月31日(水)に第4回教育力研究開発機構講演会「生成系AIを導入して見えてきた可能性と問題点― 教育と社会の課題とチャンス ―」を実施しました。
本講演会は、トムソン・ロイター株式会社による寄付講座として実施しました。学内限定公開ながら参加人数115名と、多くの教職員が参加しテーマへの関心の高さがうかがえる機会となりました。後日、manabaのFDSDコース(専任教職員限定)にて、講演会のアーカイブ配信を掲載します。
また、講演会中に皆さまから意見をおよせいただいたオンライン掲示板「Padlet」(学内限定)については、引き続き、書き込み(1か月限定)、ご覧いだたけるようになっています。講演会へのご参加を契機として、授業のアイデアや情報のやりとりの場として、ぜひご活用ください。
<参加者からの感想>
・生成系AIについては自身も英文推敲で使っているが、講義の中での活用について体系的な知識がなかったので大変ありがたかったです。また、他の教員の実践例を知ることもできて、次年度に参考にしたいと思います。
・各先生の話題提供は大変参考になりました。特に上田様がご講演の中で、「将来学生が社会に出たときに生成系AIを駆使する相手と対峙する可能性」について言及されており、その通りだと思いました。教職課程の授業で学生には「将来、AI等を駆使する子どもたちを教えることになる」ことの意識付けを行っています。次世代育成、さらにグローバルな視点から考えたとき、ツールの活用が持つ可能性が大きい分、いかに「人間主体」で使っていけるかという課題も含んでいると改めて感じました。大変貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
・避けて通れない生成系AIと思っていたが、未だ利用していなかった。課題と利点が容易に理解でき、前へ進むよいきっかけになりました。