FD(ファカルティ・ディベロップメント)活動

英語による授業実施スキル向上のためのFD研修会(2021年度春季講座)を実施しました

2022年03月28日

 2022年2月24日、28日、3月10日の合計3日間、英語による授業実施スキル向上のためのFD研修会(春季講座)」を実施し、延べ34名の教員が受講しました。

 2022年度の授業実施を控える今春の講座では、学生の学修意欲を高める講義構成に関する講座や、教員それぞれのレベルに合わせたスピーキングスキル・ライティングスキルを高めるための講座を、zoomを利用してインタラクティブな形で実施しました。受講した教員からは「コースの扱う範囲が広く、全体像が押さえられるのがよいと感じます。」、「具体的なフレーズとともに考え方(姿勢)について、先生による例と講義の中での自分で実演することで、本質を掴んだという感触がある」といった感想もあり、それぞれが自身の英語による授業実施スキル等を高める機会になりました。
 中央大学は2022年度以降もグローバル化を推進しながら、授業科目の質的向上を企図して、教員の英語授業実施スキルを高めるための講座を積極的に開講します。 

●実施講座
Aコース:「【初級】スピーキングスキル講座:明確な情報提供&上手な質疑応答の対応」(株式会社アゴス・ジャパン提供)

Bコース:「Inspiring Lectures in English:学習意欲を高める英語による講義のための講座(上級)」(Berlitz Corporation提供)

Cコース:「【中級】オンラインクラスでの外国人留学生への対応法」(株式会社アルクエデュケーション提供)

<受講者の感想>
・受講者側の知識が不足しているのがわかった時にもすぐに柔軟に対応してくれ、安定感のある授業を受けることができました。各ルームを回ってくれた時に、文法の訂正もすかさず行ってくれ、助かりました。大変充実した時間となりました。
・英語表現、リスニングだけでなく、イギリスとアメリカのschool system の具体的な違いが明確になり、大変勉強になりました。機会があれば、今回のようなトレーニング講座をもっと積極的に受講して行きたいと思いました。
・「方法」を教えると同時に、講師の先生自体が「英語の授業のあり方の実例」を体現してくれていたから。(二重に教わることができた)しかも、例としての「ディスカッション」の中身自体もこれからのヒントになるような内容であり、さらに中身が濃かった(「三重」と言ってもいいかもしれない)。
・内容が役立つのはもちろんですが、結局同じ間違いをしているな、とか、前聞いて同じことをメモしたのにやっぱり覚えてないな、ということが自覚できるので、勉強の動機づけをいただいております。    
 

<研修会の様子>