FD・SD活動

英語による授業実施スキル向上のためのFD研修会を実施しました

2019年03月19日

2019年2月26日、28日、3月4日、6日、8日、12日の6日間に渡り、英語による授業実施スキル向上のためのFD研修会(春季講座)を実施しました。

本学ではこの研修会をFD活動の一環として2012度から実施しており、授業運営のみならず、スピーキングやアカデミック・ライティングなど幅広い英語スキルを修得できるような研修会を毎年度継続して開催しています。

これまでの研修参加者から寄せられた意見を参考に、夏季研修よりさらにレベルの高いアカデミック・ライティング講座及びスピーキング講座を行いました。また、本学における教育の質の向上をさらに高めることを企図して、参加対象者も専任教員だけでなく兼任教員にも広げています。
講座内容については以下のとおりで、延べ48名の教員が受講しました。

・Aコース「英文アカデミック・ライティング研修」(中級編)(株式会社アルク提供)
・Bコース「Learner Centered Classroom ~学びを最大化する学生主体の教室運営とは~」(株式会社アルク提供)
・Cコース「Logical Classroom ~英語で論理的にコミュニケーションを図れる学生を養成するには~」(株式会社アルク提供)
・Dコース「外国語の教授法理論とクラスマネジメント法」(株式会社アゴスジャパン提供)
・Eコース「スピーキング・スキル中上級(Advanced)」(株式会社アゴスジャパン提供)
・Fコース「学生主体の授業を効果的に行うためのプランニング方法と実践」(株式会社アゴスジャパン提供)

 

<受講者の感想>
■Aコース(英文アカデミック・ライティング研修・中級編)
・日本語を分かった上で教えて頂き、日本人がおちいりやすいミスを指摘頂きました。
・普段、人に聞けず、または聞いても回答が得られないで、一人で悩んでいた疑問についてクリアにできました。

■Bコース(Learner Centered Classroom ~学びを最大化する学生主体の教室運営とは~)
・参加者全員のモチベーションが高く、お互いに高めようという努力をしていました。
・声も通って、わかりやすく、明るく、その上ポイントをおさえた教え方だったと思います。

■Cコース(Logical Classroom ~英語で論理的にコミュニケーションを図れる学生を養成するには~)
・講師が経験豊かで慣れていたように思えました。ユーモアもあって雰囲気がとても良かったです。
・とても練られた良いコース内容でした。講師のleadが非常にうまかったです。

■Dコース(外国語の教授法理論とクラスマネジメント法)
・教材はわかりやすい説明や特有のスキルについての説明などが含まれ、実際の授業状況を取り扱っているので、とても理解しやすいです。
・このクラスの内容は非常に実用的で、アクティビティ、特に「フィードバック」と「タスクベースの学習」を改善するのに役立ちます。

■Eコース(スピーキング・スキル中上級)
・役立つスキルを自分のものにし、慣れるために、復習する機会を持ちたいと思います。
・とても勉強になりました。ですが、ボキャブラリーが少ないと対応が難しい部分も少なくないと思いますので、とにかく意識的に試みてみることが大切なのだと感じました。

■Fコース(学生主体の授業を効果的に行うためのプランニング方法と実践)
・ユーモアもあり、楽しく授業を受けることができました。授業自体が「学習者中心」のとても良いモデルでした。
・過去に何度かこのコースに参加していますが、毎回新しい事や重要なことを学ぶことができます。