AI・データサイエンスセンター

開催報告:3大学(関西・中央・法政)共催 データサイエンス・アイデアコンテスト(協賛 マイナビ)最終選考会

2023年10月30日

2023年10月29日(日)法政大学市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー26階 スカイホールにて、3大学(関西・中央・法政)共催 データサイエンス・アイデアコンテスト(協賛 マイナビ)の最終選考会が開催されました。
中央大学からは、附属校の中央大学杉並高等学校の3年生を含む4組が最終選考会にすすみ、7分間のプレゼンテーションと質疑応答を行い、他大学とデータサイエンスのスキルを活用した分析とそのアイデアを競いました。

審査の結果、商学部3年生のチーム コップンカーの提案「『リモゴ ー』で移住断念者を減らそう!」が最優秀賞とオーディエンス賞(最終選考会参加者がお互いを評価する賞)を受賞し、中央大学杉並高等学校3年小林さんの提案「大都市に住む人の移住促進に必要な事は何か」はアイデア賞、iDSプログラムの飯尾ゼミナール(主宰:国際情報学部・教授 飯尾 淳)から参加したチーム ゆたか と 地域魅力向上委員会の2チームが特別賞を受賞しました。

このデータサイエンス・アイデアコンテストは、AI・データサイエンスに関する日頃の学びを実践する場として、3大学が協力し、株式会社マイナビの協賛を得て実施されました。労働力人口の減少という日本が抱える社会課題に向き合い、果敢に取り組む幅広いアイデアをデータに基づき提案することがもとめられています。

「リモゴー」で移住断念者を減らそう!
チーム名 コップンカー(最優秀賞 オーディエンス賞)

リモートワークによる転職なしの移住(リモゴー)を促進するため、潜在的関心者や移住断念者とリモートワークを推進する企業を結び付ける職業斡旋(あっせん)方法を提案しました。

大都市に住む人の移住促進に必要な事は何か 
中央大学杉並高等学校3年小林さん(アイデア賞)

都道府県別の一人当たり県民所得と第二次産業の割合の関係から、地方であっても県民所得が高い地域がある点に着目し、都市部から地方部への移住を促す方策として、企業へのジョブ型雇用の推進を提案しました。

福祉を通して地域でのゆたかな生活を実現する複合施設の提案
チーム名 ゆたか(特別賞)

データ分析から20~40歳の移住可能性が高いことを導き、それらの年代が地方に住み続けたいと思える地域づくりの一つとして廃校を活用した施設、サービスの提案をしました。

地域で働くライフスタイルによる2024年問題の解決案!
チーム名 地域魅力向上委員会 (特別賞)

運送業界の2024年問題と呼ばれる法改正に伴う人手不足の解消と、地方への移住を促進の両方を叶えるリレー方式の輸送の導入による労働環境改善と地方への移住のアイデアを提案しました。

最終選考会終了後、3大学の参加者や教員と株式会社マイナビの方々が集い楽しい懇親を行いました。