2023年5月27日(土)学部間共通科目「AI・データサイエンス総合」にて「AI・データサイエンスの標準化の取り組み」と題して東京大学情報学環客員准教授 福元徳広様に講義いただきました。
福元様はKDDI総合研究所等でキャリアを積まれ、現在東京大学にて情報通信に関する研究に従事されています。本科目では、通信事業者の視点からAI・データサイエンスの活用について利用方法やフレームワークを中心に解説をいただきました。
今回の講義では情報通信におけるAI・データサイエンスの利活用に関する標準化についてお話をいただきました。標準化の定義や求められることなどを御解説の後に、日本国内の通信業界のAI・データサイエンスの標準化について御紹介いただきました。また、講義の後半では、学生からの質問に対して丁寧に御回答いただきました。
科目「AI・データサイエンス総合」について
「AI・データサイエンス全学プログラム」の科目「AI・データサイエンス総合」は、私達をとりまく経済社会のなかで AI・データサイエンスがどのように活用されているのか、実践例を複数名の実務家から学んでいます。
授業の形式は、オンデマンド型講義と、対面もしくはオンラインで学ぶハイフレックス型講義をミックスした形式で展開されています。3回シリーズの授業を1スレッドとして展開、合計4スレッド、4名の実務家の方に講義いただきます。2回のオンデマンド型授業において「AI・データサイエンスの活用事例」、「課題解決に向けたAI・データサイエンスの導入の進め方」の講義を受けたあと、3回目の同時双方向の授業により、講師との議論を行い、総合的な理解を目指していきます。
今回御登壇の福元様には、第5回から第7回を御担当いただきました。第5回、第6回のオンデマンド講義では、通信事業者の視点から、AI技術をビジネスへ導入する方法などについて解説いただきました。