広報・広聴活動
中央大学ボランティアセンター主催 ワークショップ 「被災された方の思い出の写真を復活させよう!」開催のお知らせ
2024年11月15日
中央大学ボランティアセンターは、12月14日(土)、茗荷谷キャンパスにて、ワークショップ「被災された方の思い出の写真を復活させよう!」を開催いたします(要事前申込、参加費無料)。
災害の多い日本では、被災直後に水や泥で汚れてしまったアルバムや写真を諦め処分してしまう方も多く、東日本大震災以降、水や泥で汚れた写真を洗浄して被災者に返却する「写真洗浄ボランティア」活動が広がっています。水や泥で汚れた写真は、放置しておくとバクテリアが侵食しいずれ見えなくなってしまいますが、写真を水とエタノールで洗浄すると浸食を防ぐことが可能であり、写真洗浄は場所を問わず活動できる復興支援です。
今回のワークショップでは、岡山県倉敷市真備町で写真洗浄のボランティア活動を行っている団体「真備町写真洗浄@あらいぐま岡山」の顧問、福井圭一氏を講師としてお招きし、被災地へ行けずともできるボランティア活動としての写真洗浄の意義や方法を学びます。
※今回、洗浄する写真はワークショップ用に作ったダミー写真です。
■ワークショップ「被災された方の思い出の写真を復活させよう!」概要
【開催日時】2024年12月14日(土)14:00~16:30
【開催場所】中央大学 茗荷谷キャンパス3階(3W01・3W02教室)
〒112-8631 東京都文京区大塚1丁目4−1
https://www.chuou.ac.jp/uploads/2024/06/access_myogadani_01.pdf?1729147989114
【内容】本学学生がメンターとなり一緒に写真洗浄を行います
学生1人につき、一般の方3人と一緒にワークショップを行う想定です
【講師】福井圭一氏(真備町写真洗浄@あらいぐま岡山・顧問)
【対象】小学4年生以上ならどなたでも
【募集人数】75名以内
【企画・運営】中央大学ボランティアセンター
【共催】日本財団ボランティアセンター
<締切>2024年12月1日(日)23:59まで
※定員を超えた場合、未成年の方を優先とさせていただきます。なお、成人の方は
先着順といたします。参加の可否は、12月2日(月)にメールにてお知らせいたします。
<注意事項>
・小学生のみの参加の場合、保護者の見学はできません。
<申込フォーム>https://forms.gle/z8yDgs42MuGg5yAr7
<参考:2023年に実施した写真洗浄ワークショップ参加者(大学生)の感想>
・一枚一枚の写真を責任持って洗浄する大変さを知った。写真の一部が欠けてしまうことは寂しいことだが少しでも綺麗な状態で思い出が返ってくるのなら、この写真洗浄はとても良い仕事だと改めて思った。被災地に行ったことのある人しか聞けない話も聞けて勉強になった。
・思い出はお金で買い戻せない、というのが印象に残った。“写真洗浄”というボランティアがることは知っていたけれど、具体的な内容はまでは知らなかった。もし知らないまま私自身が水害に遭って写真が泥まみれになっていたら、諦めてしまっていたかもしれない。
一作業一作業丁寧に行われていて、順番を気にかけたり、撮影した意図を考えたり、こんなにも人を思って寄り添うボランティアはなかなかないのではと思った。
・浅田家という映画を見て、活動の大変さや洗浄が必要な写真の枚数の多さは知っていましたが、1枚の写真が乾燥、洗浄され持ち主に返されるまで数か月かかることに驚きました。災害後の復興作業中に写真やアルバムを見つけた時に、とりあえず乾燥だけして取っておくということの大切さを広めていきたいと思いました。
<本件に関するお問い合わせ>
中央大学ボランティアセンター
Email:chuo-volunteer-grp[アット]g.chuo-u.ac.jp
<取材に関するお問い合わせ>
中央大学広報室
Email:kk-grp[アット]g.chuo-u.ac.jp
※[アット]を「@」に変換して送信してください。