広報・広聴活動

中央大学ダイバーシティセンター主催:Diversity Days 2023にて東京クルド上映会と難民問題に焦点を当てたイベント開催

2023年05月30日

 中央大学ダイバーシティセンターは、ダイバーシティへの認識と理解を促進することを目的としたイベント「Diversity Days 2023」を開催いたします。本イベントは、中央大学が開催する多様性をテーマにしたイベントで、多様性に関連する様々なトピックやテーマについてのセミナーやワークショップが開催されます。学生や教職員、地域の方々など多くの人々が参加し、多様な背景や文化、経験を持つ人々が共に学び、交流する機会を提供します。今年のプログラムの目玉である、東京クルド上映会「日本の難民問題を知ろう!」の開催についてお知らせいたします。

■東京クルド映画上映会「日本の難民問題を知ろう!」詳細

日時 2023年6月3日(土)13:30~16:30
会場 中央大学茗荷谷キャンパス(東京都文京区) 1W01教室
講演者 真栄田早希 氏 (BOND(外国人労働者・難民と共に歩む会)メンバー)
※BONDは、日本に暮らす外国人労働者や難民のための支援活動を行うボランティア団体です。
内容 13:30~15:20『東京クルド』映画上映
15:30~15:50 感想共有(少人数グループで)
15:50~16:30 トークセッション
*途中退席可
映画の
あらすじ
 オザンさん(18歳)とラマザンさん(19歳)は小学生のころ母国での迫害を逃れて日本に来た。彼らはトルコ国籍を有するクルド人として、難民認定を申請し続けている。彼らは入国審査を一時的に解除する「仮放免許可」を持っているが、身分は依然として非正規滞在者である。彼らには住民票もなく、自由に移動することも働くことも許されていない。さらに、社会の無理解により教育の機会も遠ざけられている。いつ拘束されるかわからない不安を抱えながらも、彼らは夢を持ち続け、自分たちの未来を思い描く。
対象者 中央大学の学生、院生、卒業生、教職員、他 ※事前登録必要(6月2日まで)先着100名
参考URL https://www.chuo-u.ac.jp/campuslife/diversity/event/2023/05/66010/

 

 本上映会は、中央大学ダイバーシティセンターとの協力のもと、本学設置授業の受講生らによる学生団体SALPおよび、学内で多様な人々の居場所作りに取り組む学生団体DCTが企画し、運営するものです。上映会では、難民問題への意識を高める取り組みの一環として、日本に住むトルコ人の若者2人の人生を描いたドキュメンタリー映画を上映します。この映画は、祖国での迫害から逃れるために日本に避難したクルド人たちが直面する課題を通し、世界中の難民が直面している課題を浮き彫りにしています。難民保護の重要性や、強制移住、難民流出といった課題にも触れられます。
 上映後は小グループで感想を共有し、そのあと難民支援に取り組む非政府組織(NGO)ボランティア団体であるBOND(外国人労働者と難民との連携)の真栄田早希 氏を迎えたトークセッションを行います。
 

 ご取材いただける場合は、別紙「取材申込書」を6月2日(金)17:00までに中央大学広報室へEmailにてご提出いただけますと幸甚です。

取材申込書.docx

<本件に関するお問い合わせ>              
 中央大学ダイバーシティセンター事務室         
  Email: dc-soudan-grp@g.chuo-u.ac.jp       
  TEL: 042-674-4554

<広報に関するお問い合わせ>
 中央大学広報室
  Email:kk-grp@g.chuo-u.ac.jp