広報・広聴活動プレスリリース

2021年07月09日

中央大学ELSIセンター開設記念シンポジウム~インクルーシブイノベーションにおけるAIと人間の共生~オンライン開催のお知らせ

 中央大学ELSI(Ethical, Legal, and Social Implications)センター(所在地:東京都文京区、所長:国際情報学部教授 須藤 修)は、ELSIセンターの開設を記念し、7月17日(土)、「インクルーシブイノベーションにおけるAIと人間の共生」をテーマにしたシンポジウムをオンライン開催いたします。

 中央大学ELSIセンターは、人工知能(AI)やセキュリティのような世の中に影響を及ぼす技術について、倫理や法、社会的な観点で研究を進め、社会実装を目指し、文理融合人材の育成を目指す新組織として、2021年4月1日(木)に開設しました。

 開設記念シンポジウムでは、ご来賓の方々による講演や中央大学の教授陣を交えたパネルディスカッションを行います。

 どなたでも御参加いただけ、参加費無料、事前の申込が必要となります。ぜひ、開催告知および御取材いただけますと幸甚です。ご取材いただける場合は、別紙「取材申込書」を7月15日(木)までに中央大学広報室へEmailにてご送付いただけますと幸甚です。何卒宜しくお願い申し上げます。

シンポジウム開催概要

開催日時:2021年7月17日(土)14:00-17:00
開催場所:オンライン開催(Webex)
プログラム: ~ インクルーシブイノベーションにおけるAIと人間の共生 ~
・14:00~14:05  開会挨拶:河合 久(中央大学学長)
・14:05~14:15  ELSIセンター概要説明:須藤 修(中央大学 ELSIセンター所長/国際情報学部 教授)
・14:15~14:20  来賓ご挨拶:高地 圭輔様(総務省情報通信政策研究所 所長)
・14:20~14:50  基調講演:尾川 豊様(総務省情報通信政策研究所 調査研究部長)
・15:05~15:20    サブテーマ講演①:吉澤 剛様(EY新日本有限責任監査法人)
・15:20~15:35  サブテーマ講演②:松崎 和賢(中央大学 国際情報学部 准教授)
・15:45~16:55  パネルディスカッションと質疑応答
  モデレーター:石井 夏生利(中央大学 ELSIセンター副所長/ 国際情報学部 教授)
  パネリスト:平野 晋(中央大学 国際情報学部長/国際情報学部 教授)
                小向 太郎(中央大学 国際情報学部 教授)
                加藤 俊一(中央大学 副学長/研究推進支援本部長/理工学部 教授)
                  福田 雅樹様(大阪大学 社会技術共創研究センター 教授)
                  樋渡 穣様(株式会社 SUBARUスバル技術本部 技監)
・16:55~17:00 閉会挨拶:須藤 修(中央大学ELSIセンター所長/国際情報学部 教授)

対象:既に、AI原則を組織内に定め運用を行っている組織・機関、これからAI原則を組織内で定めようとしている組織・機関、日常の社会生活においてELSI課題に触れている一般消費者など
参加料:無料(要お申し込み)
主催:中央大学ELSIセンター
お問い合わせ:中央大学ELSIセンターシンポジウム事務局
       elsi-sympo-grp@g.chuo-u.ac.jp
シンポジウムのイベントページ:
https://www.chuo-u.ac.jp/research/elsi/event/2021/06/55051/
シンポジウムお申し込みページ:
https://forms.gle/ufc8dwMmkJw3Z2H5A
 

中央大学ELSIセンターについて

・センター名称:ELSI(Ethical, Legal, and Social Implications)センター
・所長:国際情報学部教授 須藤 修
・場所:後楽園キャンパス(ELSIセンターの本部機能)、及び市ヶ谷田町キャンパス(タスクフォース型活動)
・設立:2021年4月
・活動目的:AI等の科学イノベーションと共存できる社会を創造するとともに、その科学技術の進化を社会実装するために必要な法制度や倫理観、さらには社会のありようについて追求し、社会の様々な課題解決を目指す
・HPhttps://www.chuo-u.ac.jp/research/elsi/outline/

ELSIセンター所長メッセージ

中央大学ELSIセンター所長 須藤 修

 情報化とグローバル化により、社会は加速度的に変革されています。特に、情報はネットワークを通じて世界中を瞬時に駆け巡るとともに共有化が進んできています。莫大な情報は、計り知れない価値を生み出すとともに、新たな懸念や問題を生み出しています。例えば、走行データを巨大データセンターに蓄積し、それをクラウド・コンピュータのAIに学習させることでさらなる性能向上を図っている自動走行車が、だれも予見できないような行動をとって事故を起こした場合には、誰が責任を負うべきなのでしょうか? いまは、AI技術の急速な進化にヒトの知恵さえも追いつかず、企図した理想社会とは逆のディストピアが現実のものになるという危惧さえも指摘されています。

 こうした懸念や問題に対して、宗教・倫理・法律といった現在の社会規範は、必ずしも適切に対応できていません。個人情報、顔認証、歩容認証、またはサイバースペースで行われる情報共有ソフトなどにおける不適切な行為が、いまだ適切なルールによって制御されていない例は数多くあります。そのような状況下において、英智を集め、情報科学技術、さらには生命科学技術に代表される先進的な科学技術の発展可能性を見据えつつ、新たな規範のあり方を構想し、新しいルールを提案することは極めて重要な喫緊の課題です。

 中央大学ELSIセンターでは、解決すべき課題群について熟考し、科学技術イノベーションと共進化する、すべての人々がインクルーシブな社会発展を創造するために、新たな倫理や規範、来るべき社会の在り様について追求していきます。さらには、産官学連携の研究基盤により、社会の様々な課題群を解決することにも貢献しようと考えています。

<本件に関するお問い合わせ>
 中央大学ELSIセンターシンポジウム事務局
  Email:elsi-sympo-grp@g.chuo-u.ac.jp

<取材に関するお問い合わせ>
 中央大学広報室
  Email:kk-grp@g.chuo-u.ac.jp