広報・広聴活動プレスリリース

2020年10月06日

理工学部人間総合理工学科 山村寛:NEDOが公募する「微細藻類基盤技術開発」に採択

 NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募した「バイオジェット燃料生産技術開発事業/微細藻類基盤技術開発/微細藻バイオマスのカスケード利用に基づくバイオジェット燃料次世代事業モデルの実証研究」について、中央大学 理工学部 山村寛が本学側研究代表として、共同事業者と行った提案が採択されました。本開発では、バイオジェット燃料の原料でもあり、カーボンリサイクル技術の一つである微細藻類について、微細藻類に係る安定大量培養技術を確立すべく、実用化を行う際の1ユニット単位となる規模での実証事業を行います。また、本開発は微細藻類の培養に適したインドネシアを実施国として実施されます。三菱ケミカルより再委託を受け、本大学では、特に培養した微細藻類の収穫・回収に関する要素技術の開発を実施いたします。

●    事業期間:2020年度~2024年度(2022年度まで委託事業、2023年度以降は助成事業(予定))
●    共同委託者名:株式会社ユーグレナ、株式会社デンソー、伊藤忠商事株式会社、三菱ケミカル株式会社
●    再委託者名:三菱化工機株式会社、東京海洋大学、ガジャ・マダ大学、中央大学※1
※1   三菱化工機株式会社、東京海洋大学、ガジャ・マダ大学は株式会社ユーグレナからの再委託
   中央大学は三菱ケミカル株式会社からの再委託


 膜ろ過法は、微細藻類の培養液のような希薄な溶液に対しても安価な運転コストで高濃縮可能な技術ですが、実用化にはろ過手法やろ材を微細藻類用に最適化し、設備導入コストやメンテナンスコストの経済合理性も含めた開発が必要となります。

 中央大学は、2013~2016年度に本学の他3社との共同で受託したNEDOの委託事業(戦略的次世代バイオマスエネルギー 利用技術開発:高油脂生産微細藻類の大規模培養と回収および燃料化に関する研究開発)において、屋外培養したCoccomyxa株に対して、低コストで回収しうる膜ろ過法の開発に成功しています。今回の研究では、本手法に改良を重ね、Euglena株へと展開するための技術開発、ならびに実用化に向けた実証試験の実施を計画しています。
 

<実施体制図>

https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101363.html

 

 水代謝システム研究室では、「固-液分離」をコア技術として、食品や工業製品の生産プロセスの効率の向上、生産性の改善に貢献することで、人が豊かに暮らせる社会を実現すべく、産学連携研究に積極的に取り組んでいます。
http://yamamura.waterblue.ws

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 中央大学 研究支援室 
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