広報・広聴活動

『高校生からの経済入門』を出版
―身近な経済問題に焦点を当て、高校生を経済学の学びへといざなう―

2017年08月07日

 2017年8月5日、中央大学経済学部の教員らが執筆した『高校生からの経済入門』が出版されました。昨年出版された『高校生からの法学入門』(中央大学法学部編)に続き、高校生にとって身近に感じられる話題から、経済学の学びへ誘います。

 

 本書では、お小遣いから国の予算、地球環境問題まで、幅広いテーマを経済学部の教員が語っています。私たちの日々の暮らしや社会がどのような仕組みの上に成り立っているかを考える学問である「経済学」。どうして大学へ行くの?そのスマホ、メイドイン何?といった身近で素朴な疑問から出発して、高校生から大人まで、広く経済問題に興味を持ってもらうことを狙いとしています。
 8月10日より販売が開始されます。

『高校生からの経済入門』

編 者:中央大学経済学部

発行所:中央大学出版部

目 次

はじめに 篠原 正博
第1章  どうして大学へ行くの?――大学進学のコスト・ベネフィット 阿部 正浩
第3章  女子が「働く」って「ツラい」こと?――現代日本の労働環境 鬼丸 朋子
第4章  お金って何だろう?――貨幣と金融 佐藤 拓也
第5章  えっ? 高校生って国の借金払ってるの?――財政赤字と民主主義 武田 勝
第6章  経済ってどうやって測るの?――GDPと物価 伊藤 伸介
第7章  食料は自給しなければならないの?――食料自給率と日本農業 江川 章
第8章  そのスマホ、メイドイン何?――自由貿易の利益 小森谷 徳純
第9章  爆買いから見える日系企業の成功とは?――日中経済のかかわり 唐 成
第10章  課題山積みの日本が、途上国に協力する必要ってあるの?――途上国の貧困と環境問題 佐々木 創
おわりに 篠原 正博

 

 

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