広報・広聴活動

「うなぎ未来会議2016 〜ニホンウナギの絶滅リスク評価〜」の開催について

2016年08月17日

「うなぎ未来会議2016 〜ニホンウナギの絶滅リスク評価〜」の開催について


IUCN種の保存委員会とともに、日本の研究者がニホンウナギの絶滅リスクについて議論し、

一般の方とこれからの対策について検討します

平成28年8月17日
学校法人中央大学


概 要
 2014年にIUCNはニホンウナギを絶滅危惧種(EN)に指定しました。2018年、IUCN種の保存委員会ウナギ属魚類専門家グループ(AESG)により、本種を含むウナギ属魚類の再評価が行われます。2013年に行われた評価において、ニホンウナギに関する情報は十分とはいえませんでした。そこで、日本の専門家がニホンウナギの個体群動態、漁獲量、生息環境等に関する、より正確で詳細な情報を集約、整理し、2018年に予定されているAESGによる評価会議に提出します。「うなぎ未来会議2016」における評価会議では、IUCN種の保存委員会AESGの座長であるMatthew Gollock(ロンドン動物学会)と、AESGメンバーである海部健三(中央大学)とが共同で座長を務めます。
 情報を集約するだけでなく、広く社会と共有し、ウナギの保全と持続的利用に関する議論を喚起するために、評価過程は一般に公開します。さらに、公募・推薦による市民パネルを組織し、事前レクチャー、評価会議の傍聴、パネル内および専門家との議論を通じて「市民パネルの意見と提言」をまとめ、公表することによって、評価会議の結果を広く、分かりやすく、公表していきます。

 

開催内容
<期 日> 2016年10月28日(金)、29日(土)、30日(日)
<場 所> 中央大学後楽園キャンパス 〒112-8551 東京都文京区春日1-13-27
<プログラム>
事前レクチャー  「ウナギの基礎知識」
評価会議     「IUCNの評価方法について」「ニホンウナギの個体群動態」
        「ニホンウナギが直面する危機」「現在の対策」
シンポジウム  「今後の対策」
 

取材申し込み
事前に下記連絡先まで、EメールかFaxで連絡をお願い致します。ご質問は、お電話でもお応え致します。

 

連絡先
〒192-0393 東京都八王子市東中野724-1 2号館2869号室
中央大学研究開発機構 ウナギ保全研究ユニット
Tel・Fax:0426-74-3243
E-mail:eelunit@tamacc.cho-u.ac.jp

 

公式ブログ
http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/blog/eelunit/


詳細は、下記資料「うなぎ未来会議2016企画書」および公式ブログをご覧下さい。