広報・広聴活動

学生が制作したドキュメンタリーがヒューマンドキュメンタリー映画祭入賞

2015年09月30日

 中央大学FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミの学生が制作したドキュメンタリー2作品が、ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》2015において入賞しました。

 

入賞作品の内容

・「青い目の人形プロジェクト」(17分)

戦争を乗り越えて多摩地区に現存する青い目の人形に込められた思いを伝える。1927年に日米友好のため、13000体の青い目の人形が日本に贈られてきた。しかし、太平洋戦争では敵国人形として大量に破壊されてしまう。多摩とアメリカでの取材を通して、多摩地区の2小学校(八王子八小、檜原小)で88年の時を経て保存され語り継がれている「青い目の人形」物語を追ったドキュメンタリー。

 

・「飛行機の神様~元一式陸上攻撃機パイロットと空の記憶」(16分)

現在、世界最高齢のプロパイロットとして活躍する東京都町田市在住の高橋淳さん(92)。第二次世界大戦中は海軍の一式陸上攻撃機のパイロットを務め、南方戦線を歴戦。一時は特攻隊に入るが計画は中止。沖縄攻撃部隊唯一の生き残りとなり終戦を迎えた。戦後は現在に至るまで、赤十字飛行隊の隊長として様々な災害現場の救援活動にあたっている。戦中・戦後の空を飛び続けてきた高橋さんと空の記憶に迫った。

 

受賞作品短編を「多摩探検隊」ホームページで配信しています。

 

「多摩探検隊」とは

 

 中央大学の学生がケーブルテレビ19局(視聴可能世帯数、約260万)向けに制作する10分間の地域再発見番組です。2004年5月から放送を開始し、2014年5月で10周年を迎えました。企画、取材、撮影、編集、パッケージ化の全てを中央大学FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミの学生が行っています。ポリシーは、東京キー局が扱わない多摩地域に埋もれている話題、人物、物語を掘り起こし、それにまつわる感動を伝えていこうというものです。

 

 

<関連ホームページ>

ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》   http://hdff.jp/2015/contest2015

 

<本件に関するお問い合わせ>

中央大学FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミ

 

「青い目の人形プロジェクト」

番組制作班:住田 達(総合政策学部3年)

TEL:080-6722-7982 MAIL:sumidasatoru@gmail.com

 

「飛行機の神様~元一式陸上攻撃機パイロットと空の記憶」

番組プロデューサー:笹沼 麻奈美(総合政策学部4年)

TEL:090-9109-3349 MAIL:bouexxx@gmail.com

 

中央大学総合政策学部 松野良一研究室

TEL:042-674-4169 MAIL:matsunoinjapan@gmail.com