ボランティア

【イベント報告】日本における難民・入管問題を知る~私たちにできること~

2023年02月20日

 日本国内にも「難民」がいることや、当事者が置かれている過酷な環境、支援する方々の思いを知り、自分たちに何が

できるかを考える場を提供することを目的とし、「日本における難民・入管問題を知る~私たちにできること~」と題し

た講演会を実施しました。

 難民問題・外国人差別に取り組む団体であるBONDの顧問弁護士 指宿弁護士に講演いただき、学生スタッフ2名による

トークセッションを行いました。当事者である学生の実体験を元にした話は、参加者の心に響く内容の濃いものになり

した。

 

◎目的 :難民の存在や置かれている環境等を知り、自分達にできることを考える機会を提供するとともに、
     日常的に抱いている差別意識に目を向け当事者意識を持つきっかけを作る

◎日時 :12月10日(土)14:00~16:00

◎場所 :多摩キャンパス3号館3354教室 および オンライン(Zoom)

◎内容 :指宿弁護士の講演、学生スタッフ2名のトークセッション、参加者の感想共有

◎共催 :白門一新会、BOND(外国人労働者・難民と共に歩む会)

◎参加者:68名(対面:28名、オンライン40名/中大生35名、卒業生2名、教職員4名、外部27名)

◎アンケートより:

・入管の問題について具体的事例を詳しく解説しながら入管内部の問題と制度的問題を説明するのに
 加え、戦後入管体制からの経緯にも言及されていて入管問題に詳しくない自分でも分かりやすく、
 内容も濃いものだと感じられました。

・学生スタッフのトークセッションは、深刻な問題に取り組んでいるからこそ、心に訴えるものが
 ありました。問題に取り組む姿勢等、尊敬できるものがありました。

・声を上げることの大切さを改めて知った。黙っているのは勿体ないし、変わるチャンスすら逃して
 しまうので、「自分1人の声じゃ意味が無い」と諦めるのではなく声をあげて、変わるチャンスを
 引き寄せるべきだと感じた。0と1では大違いだと思う。