ボランティア
【イベント報告】面瀬学習支援 夏活動・スタディーツアー
2022年09月15日
公認学生団体・面瀬学習支援による夏活動を、気仙沼・面瀬地区にて実施しました。
今回の活動では、地域で受入をしてくださる方々をはじめ、小学校でヒアリングを行うことができ、今後の活動の方向性を
考えるうえでとても参考になる声を聴くことができました。
夏活動では、子ども達の参加はあまり多くなく残念でしたが、その分、学生達が今後について考える時間を現地でとるこ
とができました。
◎日時 :8月17日(水)~8月20日(土)
◎場所 :宮城県気仙沼市 面瀬小学校、上沢三区自治会館
◎内容 :1・2日目は気仙沼スタディーツアー、3・4日目は学習支援・交流会を実施
◎参加者:学生22名、教員1名
◎参加者の感想より:
・今川さんや小学校の先生方に面瀬の活動が現在もニーズがあるということを伝えられた。団体全体では、面瀬で活動する
意義や震災から月日が経ったことで現地からの需要はないのではないかと疑問に思う声が多かった。しかし、地域の方のニ
ーズがあるという意見を聞き、収束存続問題に新たな方向性が加わったように思われる。また、1年生から活動に参加してく
れている6年生の子がいると知った。その子にとって団体が「第三の居場所」になった証であると感じられ、団体の一員とし
て非常に嬉しかった。
・面瀬が地域独自の特色や課題があることに気づかされました。私自身、この活動に対しては一部、子どもと被災者支援を
別物と考えており、また被災者支援を重視して活動に参加していた部分があったので、震災から10年が経った現在での活動
に少し違和感を覚えていました。しかし、今川さんによると震災の影響で共働き世帯や核家族世帯が加速してしまっている
ことなど、地域全域としての影響は非常に大きいものであり、震災から10年経ったから小学生に震災の影響はないと簡単に
切り離せる問題ではないことを痛感しました。面瀬との今後の関わりについては、子どもだけでなく地域の方の状況などを
意識しながら関わっていきたいと思います。



