ボランティア

【イベント報告】福島スタディーツアー

2022年09月16日

 東日本大震災から11年が過ぎてもなお、故郷に帰ることができない福島県双葉郡において、東京の大学生だからこそ
できることを考えていくスタディーツアーを実施しました。
2021年11月にオンラインイベントでお世話になった木村紀夫さんから紹介していただき、富岡町・大熊町・双葉町の3町
を訪れ、それぞれの立場からお話を伺い、原発やコミュニティ、地域再生、復興について考えるとても意義のある3日間と
なりました。今後は春休みにボランティアを企画できるよう、学生と一緒に考えていきたいと思います。

 

◎日時 :8月29日(月)~8月31日(水)

◎場所 :福島県双葉郡(双葉町、大熊町、富岡町)

◎内容 :福島県双葉郡でも帰還困難地域を抱える3町において、社会課題に向き合った活動を
     されている方々にご同行いただき、お話を伺いながら現地を巡り、自分たちにできる

     ことを考える。

◎参加者:学生19名、教職員2名

◎助成 :日本財団ボランティアセンター
◎参加者の感動:

10年以上経った今もなお、福島に戻れていない人たちがいる。福島住民の多くは図書館などの公共施設をそのままの
状態のまま残しておきたいと願っているが、解体作業が始まってしまい、建物の現状維持は困難な状況である。復興
という名の下で我慢をしている人たちがいるということを知った。