中央大学サイエンスセミナー

2024年度 中央大学サイエンスセミナー

中高生の皆さんへ

2024年度中央大学サイエンスセミナー

主催:中央大学理工学部

後援:文京区、文京区教育委員会、公益財団法人 文京アカデミー

中央大学では、中高生を対象にサイエンスセミナーを開催します。
大学のキャンパスで、最先端のサイエンスやテクノロジーを体験してみませんか?

参加費無料、昼食付

日時:2024年8月22日(木)11:30~17:00(受付11:00~)

会場:中央大学後楽園キャンパス

対象:中高生

スケジュール :
11:00~  受付
11:30~  開会式
12:00~  昼食会
13:00~  実験教室
16:00~  修了式・Tea Party

★お問い合わせ・お申込みはこちらをご覧ください

実験コース一覧

A.光の実験室
A.光の実験室 実験内容
空を見上げれば太陽や月、街の中では街灯や信号機、屋内では蛍光灯やスマートフォンの画面など、光は身の回りの手に届くところに広く利用されています。最先端の科学技術に幅広く応用されている光ですが、この「光」はどんな性質をもっているのでしょうか。蛍光灯やレーザーを使った簡単な実験をしながら、光の不思議な性質をいっしょに覗いてみたいと思います。
対象 中高生 募集定員 8名
担当教員 東條 賢(物理学科)
B.巨大地震に備えよう
B.巨大地震に備えよう 実験内容
日本は世界有数の地震大国です。今年1月の能登半島地震でも大きな被害が出ましたが,大きな地震は,いつどこで起きてもおかしくありません。同じ震度でも地震の揺れ方は千差万別です。ペーパークラフトで建物の模型を作り,地震を再現する装置を使ってどのように揺れるかを調べてみましょう。最後に,実際に能登半島地震と東日本大震災の違いを体験してみましょう。
対象 中高生 募集定員 10名
担当教員 西岡 英俊(都市環境学科)
C.人工筋肉で動くミミズ型ロボットを作って動かしてみよう!
C.人工筋肉で動くミミズ型ロボットを作って動かしてみよう! 実験内容
本実験コースでは、ロボット開発について実践を通した学習により、考える力を伸ばすことを目指します。参加者それぞれがミミズの移動原理について考えながら、チームごとに分かれて、人工筋肉によって動くミミズ型ロボットを作製します。その後、速く移動させる方法について、ロボットを駆動するための工夫を加え、実際に作製したロボットを動作させます。最後は、各チームでロボットのタイムを競い合います。作成した人工筋肉は各自持ち帰れます。
対象 中高生 募集定員 15名
担当教員 中村 太郎(精密機械工学科)
D.小型ロボットプログラミング
D.小型ロボットプログラミング 実験内容
小型ロボットを用いて,基礎的なプログラミングを行う.またプログラミングの内容をもとにロボットを実際に操作して物体運搬などロボットの基本技能を学ぶ.
対象 中高生 募集定員 10名
担当教員 國井 康晴(電気電子情報通信工学科)
E.クラウドコンピューティングで機能分子を設計しよう!
E.クラウドコンピューティングで機能分子を設計しよう! 実験内容
私達身の回りの物質は、全て分子でできています。分子の「かたち」は、物質の機能を決めるため、その制御は豊かな未来社会実現に欠かせません。本講座では、パソコンや携帯上で分子を可視化する「理論計算化学」の体験セミナーを実施します。高校で学ぶ知識もちょっと使いますが、やる気があれば十分!最新のクラウド計算機を用いて、「理解して創る化学」の世界の入り口をちょっと覗いてみませんか?
対象 高校生のみ 募集定員 10名
担当教員 森 寛敏(応用化学科)
F.人間の感性を測ってみよう
F.人間の感性を測ってみよう 実験内容
人間の心の動きは脳活動や視線の動きなどの生体指標に現れると言われています。例えばテレビ広告や Web 広告では、私たちはどこに注目して、どう脳で情報処理をして、興味を持ち、印象を感じるのでしょうか。今回の セミナーでは、脳活動や視線の動きなどを計測する実験をとおして、種々のコンテンツへの興味の持ち方や、コンテンツに接して感じる印象などの関係性を調べます。人間の感性と脳活動や視線にはどのような関係があるのでしょうか?
対象 中高生 募集定員 15名
担当教員 加藤 俊一(ビジネスデータサイエンス学科)
G.インタラクティブ3D体験:デジタル立体で遊ぼう
G.インタラクティブ3D体験:デジタル立体で遊ぼう 実験内容
3Dコンピュータグラフィックス (3DCG) において、魅力的な映像の作成にはプログラミングと数学の支援が欠かせません。このコースでは、初歩的なプログラミングを通してコンピュータの中にあるデジタル立体を操作するという体験を提供します。さらに、最新のデバイスを使用して、新しい視覚体験を楽しむこともできます。
対象 高校生のみ 募集定員 8名
担当教員 森口 昌樹(情報工学科)
H.3Dプリンターで創薬シミュレーションを体験しよう
H.3Dプリンターで創薬シミュレーションを体験しよう 実験内容
創薬に関連する分子構造の3Dモデルをプリントし、その構造や相互作用を視覚的に理解します。シミュレーションやデモンストレーションを通じて、医薬品開発の基本を学び、興味深い体験を積み重ねます。創薬の世界に触れ、コンピュータ創薬の可能性を探りましょう。
対象 中高生 募集定員 8名
担当教員 岩舘 満雄(生命科学科)
I.脳はうそつき
I.脳はうそつき 実験内容
私たちは世界をありのままの形で見ていると信じていると思います。でもそんな事をしていては、脳は視覚処理だけでパンクしてしまうでしょう。実際に脳が行っているのは、限られた視覚情報の中から物事の特徴を捉えて、残りを補間するという省エネ作業です。本コースでは盲点補間という現象に着目して、実際には見えていないのに脳が勝手に作り上げる虚像を実感していただきます。
対象 高校生のみ 募集定員 12名
担当教員 檀 一平太(人間総合理工学科)
J.水をきれいにするコンテスト
J.水をきれいにするコンテスト 実験内容
水の浄化で、砂ろ過は要です。見た目はただ砂に水を通すだけで簡単そうに見えますが、ろ過で使う砂やろ過層の厚さなどによって、その浄化性能は大きく異なります。今回は、いろいろなろ材を使ってろ過床を作ってもらい、水をたくさん浄化できるろ床を開発してもらいます。
演習を通して、ろ過の仕組みと水道水の作り方を勉強します。
対象 中高生 募集定員 8名
担当教員 山村 寛(人間総合理工学科)
K.植物を測って生態系の謎を解く
K.植物を測って生態系の謎を解く 実験内容
植物は、生態系において様々な機能を果たしていて、我々の生活に必要不可欠です。しかし、植物と生態系の関係を把握するためには、植物を同定し、その大きさや配置を正確に測らなければなりません。このサイエンスセミナーにおいて、細胞から樹木全体まで測って、身近な生態系を探ります。
対象 中高生 募集定員 8名
担当教員 ホーテス シュテファン(人間総合理工学科)

【お申込み・お問い合わせ】

お申込み

「サイエンスセミナー申込フォーム」が起動しますので、必要事項を入力して送信してください。

申込期間

2024年6月20日(木)~7月10日(水)

※応募多数の場合は抽選にて参加者を決定いたします。
抽選結果につきましては、7月末日までにメールにてご連絡いたします。

※希望コースは第三希望までお知らせください。
応募状況によりご希望に添えない場合がありますので、あらかじめご了承ください。

※同じ方より複数の応募があった場合、最後の1件以外は全て無効とさせていただきます(最後の1件で選択したコースにエントリーされます)。

※同伴者の方は、実験教室に参加・見学できません。
お友達・ご兄弟で申し込む場合も、参加者ごとにそれぞれお申し込みください。

キャンセルについて

参加が決定した方(当選した方)で、やむを得ない事情により参加をキャンセルする場合、必ず理工学部事務室サイエンスセミナー担当までご連絡ください。

お問い合わせ

中央大学理工学部事務室 サイエンスセミナー担当宛
css-grp(at)g.chuo-u.ac.jp
※(at)は@に置き換えてください。

【個人情報保護について】

サイエンスセミナー参加申込みにあたってお知らせいただいた氏名、メールアドレス、その他の個人情報(以下「個人情報」といいます)は、参加通知の発信、その他中央大学からのお知らせ、統計的集計を行うためにのみ利用させていただきます。個人情報の取り扱いにつきましては、中央大学個人情報保護方針に則り厳重に管理し、第三者への提供は行いません。

2024年8月22日(木)に、サイエンスセミナーを実施しました。

イベント概要

主催:中央大学理工学部
後援:文京区、文京区教育委員会、公益財団法人 文京アカデミー
日時:2024年8月22日(木)11:30~16:30
会場:中央大学後楽園キャンパス
対象:中高生
参加費:無料

11:00~  受付
11:30~  開会式
12:00~  昼食会
13:00~  実験教室(以下参照)
16:00~  修了式・Tea Party

参加・申し込み状況

ご好評により、毎年多くの方にお申込みおよびご参加いただいております。(応募者多数のため、参加者は抽選のうえ決定しております。)今年度もたくさんのお申し込みを頂き、ありがとうございました。

申込者 256
参加者 90

参加者の声

★知らないことや興味深いことを知れて楽しかった。

★わかりやすく自由に実験できて楽しかった。

★物質の色の変化の仕組みは前からどうなるか気になっていたので、理論を知ることができて良かった。分子が日常生活と深く関わっていて興味を惹かれた。

★実際の設備が見られたり、中学生でもわかりやすい説明で、楽しかったです。

★作るのは簡単だったが実際に操作すると難しく息を合わせて操作出来た時は達成感が凄かった。

★色々な水の綺麗にする方法を試せて楽しかった!年齢の違うひととも仲良くなれてよかった。

★普段使っている水がどれだけ綺麗なのかよく分かりました。

★大学生の方とも仲良くなれて嬉しかったです!プログラムの楽しさを学ぶことが出来ました!

★学校では見れない機械を見られたり、様々な生態について教えてくれたのでとてもいい機会になった!同じような植物が好きな子も多くてとても楽しかった!

★普段では通り過ぎてしまう植物をじっくり観察することができて良かったです。 とても楽しかったです!

★普段なかなか目を向けることのない植物の名前や特徴を、詳しい人の口から聞けるという貴重な経験ができてとても楽しかったです。 先生がとても良い方でした。

★今回初めて参加してみて、緊張していたが、昼食の時間や自己紹介を通して年齢、性別関係なく落ち着いて過ごせました。興味のある話から新たな発見など様々なことを学べてよかったです。

★知らないことをたくさん知れて、また大学内の様子を見ることができて楽しかったです。

ギャラリー

みなさまの笑顔とともに、今年もサイエンスセミナーを無事に開催することができました。
たくさんの方々にご参加頂きありがとうございました。