7月15日(土)に「附属生ウェルカムイベント」(多摩キャンパス)を開催し、約3000名の附属学校生徒が本学多摩キャンパスを訪れました。
 附属生ウェルカムイベントは「中央大学と附属学校の教育連携プログラム」の中核となるイベントで、今年度は4つのキャンパス(多摩キャンパス、後楽園キャンパス、茗荷谷キャンパス、市ヶ谷田町キャンパス)において開催予定です。

■中央大学を知ろう(高校1年生向け)
 「中央大学を知ろう」では、中央大学への愛着を深めてもらうことを目的として、学長・副学長の講話や、本学のダイバーシティに関する取組みの紹介、学生・若手職員による特別企画等が行われました。

 河合学長からは「中央大学の卒業生の数は約60万人。全国津々浦々で活躍する中大ファミリーが皆さんを応援しており、力強い援軍がついている。恵まれた環境を活かして、大きく成長していってほしい」とのメッセージが贈られました。

 入試・広報・総合学園推進担当の礒崎副学長からは、全学的な教育プログラムや、附属校との教育連携プログラムの紹介等がなされ「中大ファミリーの一員として誇りをもって主体的に行動してほしい。大学入学後は教室の議論をリードし、他の学生に刺激を与えるような学生になってほしい」と激励の言葉がありました。

 続いて登壇したダイバーシティセンターのコーディネーターからは「中央大学とダイバーシティ」と題して、ダイバーシティの基礎知識や本学におけるダイバーシティに係る取組みについて紹介がありました。生徒の多くは熱心にメモを取りながら耳を傾け、プログラム終了後には各校の生徒がダイバーシティセンターを実際に訪問して、学びを深めようとする姿もありました。

 後半の学生・若手職員プロジェクト「巨大船 中大号」による特別企画では、附属校出身学生が大学進学後に活躍する姿を紹介する動画が放映されました。
 特別企画の最後には、動画にも登場したアカペラサークルDo it your voiceの学生による生歌がプレゼントされ、附属校生徒のキャンパス来訪を歓迎しました。
 
 参加した高校1年生からは「キャンパスがとても綺麗なことに驚いた。通ってみたくなった。学習環境がとても整っているなと感じた」「中央大学の特徴や長所をたくさん知ることができて、今後の勉強の意欲が高まりました」「学生がたくさん登場していたのでとても親近感が湧いてより具体的に大学生の生活が想像できました。附属生にフォーカスがあたっていたのでとても面白かったです」などの声が聞かれました。

■学部選択セミナー(高校2・3年生向け)
 多摩キャンパスに設置されている文学部・国際経営学部・経済学部・商学部・総合政策学部の5つの学部の教職員・附属校出身学生が登壇し、学部選択時に役立つ情報の提供を行いました。
 参加した生徒からは「附属校出身の生徒が大学進学後どのように生活しているのかが詳しく紹介されていてとても良かったです。大学進学へのモチベーションが高くなりました」「説明している大学生が、明確な目的を持ちながら大学生活を送っていることがよく伝わってきた。とても良い刺激をもらえた」などの声が聞かれ、進学意欲を高める良い機会となったようです。

■文学部 特別公開講座(高校1~3年生向け)

 文学部14専攻(プログラム)の教員による模擬授業や、各専攻の共同研究室を紹介する「共同研究室ツアー」を通じて、文学部の学問を附属校生に紹介する「文学部 特別公開講座」を開催しました。
 模擬授業を受講した生徒からは「高校とは違って物事を深く掘り下げてテーマにして、それを現代社会の課題と結びつけるところが面白いと思いました」「普段高校で受けている授業とは異なり、広い会場で講座を受講するという経験をすることができたのも良かったです」などの声が聞かれました。

■クラブ・サークル紹介(高校1~3年生向け)

 9つの部会(クラブ・サークル)の学生が登壇し、活動内容の紹介や公演(実演)を行いました。

<登壇した部会>
・音楽研究会 管弦楽部
・ヨット部
・ホッケー部
・競技ダンス研究会
・空手部
・アカペラサークル Do it your voice
・応援部(リーダー・チアリーディング・ブラスコアー)
・音楽研究会 スウィング部
・タップダンスサークルFreiheit 

 応援部(リーダー・チアリーディング・ブラスコアー)が登壇した際には、「フレーフレー附属生!」と力強いエールが贈られました。