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学生団体『DCT』が日韓交流オンラインイベントを実施

日本と韓国の学生が大学生活をプレゼン形式で紹介しあう

 2024年11月25日(月)、中央大学の学生団体DCT(Diversity Creator Team)と東亜大学の学生団体DAW-Jのコラボ企画として、日韓交流オンラインイベントを実施しました。中央大学から9名、東亜大学から12名の学生が参加し、学生生活や食文化の違い、日本文化への関心、韓国の社会問題など、さまざまなテーマについて意見を交換し、大いに盛り上がりました。

 特に関心を集めたのは、お互いの学生生活の違いについての話題でした。例えば、中央大学の学生が普段どこで遊ぶのか(立川や多摩センターなど)、また、中央大学の学園祭が終わったばかりということもあり、それぞれの大学祭の特色についても話が広がりました。東亜大学と中央大学の学祭では屋台を出す文化が共通している一方、中央大学では花火が打ち上げられることなど、日本と韓国の大学イベントの違いについて興味深い意見が交わされました。
 また、日本に興味を持ったきっかけについて話す中で、アニメやドラマ(特に『孤独のグルメ』)などの日本文化が韓国の学生の間で人気であることが分かりました。さらに、最近話題になっている『風呂キャンセル界隈』についても触れ、日本のみならず、韓国でも話題であり、今どきのトピックとして盛り上がりました。さらに交流の中で、韓国の学生は日本旅行の際に購入したサンリオグッズや、ユニクロで作ったオリジナルTシャツを見せてくれました。日本のブランドやキャラクター文化が韓国でも人気を集めていることを実感できる場面でした。
 今回のイベントを通じて、日韓の学生同士が文化や価値観の違いを学びながら、相互理解を深めることができました。今後もこうした交流の機会を大切にし、お互いの国への関心を深めていきたいと考えています。

【参加者の感想】
・文化の違いを知ることができ、新しい発見がたくさんあった。
・韓国語が分からず不安だったが、東亜大学の学生が日本語を上手に話してくれたおかげで、言語の壁を感じることなく交流でき、楽しかった。
・今回の交流をきっかけに、韓国についてさらに興味を持った。

 後日、イベントの振り返りとして行われた対談では、開催の経緯や当日の裏話などが語られました。DCTとDAW-Jによる対談インタビューの様子をご紹介します。

DCT×DAW-J 対談インタビュー

この交流が中央大学と東亜大学全体に広がっていけば嬉しい

八木:みなさん、こんにちは!今回はDCT代表の川面裕哉さん、副代表の八木一樹(私)、イベント統括のジョン・スンジュさん、東亜大学の学生団体DAW-J代表のジェソンさんと、対談形式でお話しします。よろしくお願いします!

川面、スンジュ、ジェソン:よろしくお願いします!

八木:まず、11月25日18時からDCTとDAW-Jのコラボで日韓交流オンラインイベントを開催しました。DCTは日本留学に興味のあるDAW-J参加者へ、日本の大学生活をプレゼン形式で紹介し、DAW-Jは韓国留学に興味のあるDCT参加者へプレゼンを行いました。DCT側はフォレストゲートウェイに集まり、スムーズに交流できる環境を整えました。

川面:とにかく楽しかったね!大きな問題もなく無事に終えられてよかった。

八木:では、このイベントの企画についてですが、いつ、誰が考えたのでしょうか?

スンジュ:2024年春に、元々知り合いだったジェソンさんと「DCTとコラボしたいね」と話していましたが、具体的な内容は決まっていませんでした。本格的に準備を始めたのは、10月のBBQイベント後ですね。

八木:準備ではどんなことを考えましたか?

スンジュ:DCTにとって初のオンラインイベントだったので、当初の想定外の問題が多く出てきました。例えば、参加者が各自の場所から参加するとネット環境の問題があると気づき、DCT側は教室を借りて、小グループに分ける形に変更しました。ただ、ハウリングの問題などもあり、何度も会議を重ねて解決しましたね。

川面:問題が次々に出てきて大変だったね。ジェソンさんはDAW-Jでオンラインイベント経験があるとのことですが、今回心配だった点は?

ジェソン:Wi-Fi環境は少し気になりましたが、リハーサルで問題なさそうだったので大丈夫でした。何度も会議をしたことが成功の鍵でしたね。

川面:直前にカメラ・マイクの配置変更をお願いしたり、プレゼン人数や原稿の調整をお願いしたりしましたが、ご迷惑おかけしました…。

ジェソン:全然問題なかったですよ!どんな形式でも、皆さんなら盛り上げてくれると思っていました。

八木:DAW-Jの参加者の積極性を知っていたからこそ、心配がなかったということでしょうか?

ジェソン:そうですね。事前に積極的に話すよう呼びかけていましたが、ここまで盛り上がるとは予想外でした(笑)。ただ、韓国の大学生活のプレゼンを韓国語だけで行ってしまい、日本人参加者が理解できない場面があったのは反省点です。

川面:でも、大きな問題ではないし、大丈夫!

八木:では最後に、DCTとDAW-Jの今後の目標を教えてください!

川面:DCTはBBQやオンラインイベントなど、様々な形の交流を行ってきました。今後も新しい形のイベントを企画し、より多くの人が楽しめる場を作っていきたいです。

ジェソン:DAW-JとしてもDCTとのつながりを大切にし、この交流が中央大学と東亜大学全体に広がっていけば嬉しいです。

八木、スンジュ、川面:よろしくお願いします!

八木:それでは、今回の対談は以上です!興味がある方は、ぜひDCTやDAW-Jの活動に参加してみてください!

◇ ダイバーシティセンターと共に多様性について考え行動する学生団体『DCT』をご紹介 ◇

DCT こんにちは! 私たちDCT(Diversity Creator Team)国際交流部門は、異なる文化や背景を持つ人々が交流・連携できるイベントや集まりを積極的に開催しています。
 日本だけではなく、様々な国から集まったメンバーで構成され、言語や文化の違いを尊重し合いながら、相互理解を深めることを大切にしています。それと同時に、イベントの参加者が新たな友人やコミュニティを築けるように応援しています。そのために、DCTの他部門やG-ACEなど他の国際交流団体と提携して、様々な角度、視点からイベントを行っていきたいと思っています。
 ぜひ私たちの団体に参加して、世界中の人々との交流を通じて広い視野を得ると同時に、自分自身について、また異なる文化について理解を深めていきましょう!国際交流に興味がある方、新しい友人を作りたい方、世界をよりよく理解したい方、ぜひ私たちのグループに参加してみてください。一緒に素晴らしい経験をしましょう!