
パラスポーツを体験しながら競い合う大学対抗の運動会

2024年11月10日、有明のlivedoor URBAN SPORTS PARKにて、大学対抗・交流のパラスポーツ大会「パラ大学祭」が開催され、15大学116名の大学生が参加しました。
パラスポーツは、障がいのあるなしに関係なく、だれもが楽しめるスポーツです。そんなパラスポーツを、日常化するために2020年から始まったのが「パラ大学祭」。ゴールボール、車イスバスケ、車イスリレーなどのパラスポーツを体験しながら競い合う大学対抗の運動会では、思い通りにならない難しさや仲間と共に楽しむ喜びを実感しました。
本学からは、中央大学国際教育寮、中央大学マイクゼミ(法学部)、ドーミー聖蹟桜ヶ丘(国際経営学部)の3チーム20名が出場しました。そしてドーミー寮に住む学生と寮外の友達(皆国際経営学部生)で構成されたドーミー聖蹟桜ヶ丘チームが見事、総合優勝に輝きました。パラ大学祭で初めて、本学のチームが優勝することができました。
参加した学生の中には、プレゼンテーションの授業でパラ大学祭を題材にしたという留学生がいて、とても貴重な経験となったようです。
参加者の感想
●持田 温紀さん(法学部4年)|「パラ大学祭」の運営代表としてプロデュース
これまでの学生生活で、車椅子やパラスポーツのことを楽しむきっかけの機会を届けたいと、中央大学や大学の垣根を越えて様々な活動をおこなってきました。
パラ大学祭は、「パラで青春」を合言葉に、今ではたくさんの大学生が集って爽やかさが溢れる素敵なイベントになっています。これまでのパラ大学祭を通して、共感して楽しんでくれた中大生がいて、そのみんなが友達を誘って次の大会に来てくれて、運営メンバーとして一緒に作ってくれる子もいて、中大生のみんなのおかげで輪が広がっていることに胸いっぱいの気持ちです。
今大会には20名もの中大生が参加してくださったこと、ついに中大のチームが優勝したこと、本当に嬉しいです。次のパラ大学祭もまた多くの中大生のみんなと一緒に楽しみたいです!
●ファン・テウクさん(文学部2年)| 中央大学国際教育寮
パラ大学祭では、スポーツを通じて仲間たちと協力しながら競技に挑み、その楽しさと奥深さを改めて実感しました。競技の中では、お互いに声をかけ合い、励まし合う姿が多く見られ、スポーツの持つ力の大きさを感じました。この経験を通じて、パラスポーツの魅力をより多くの人に知ってもらいたいと強く思いました。
●谷水 香月さん(法学部2年)| 中央大学マイクゼミ
初めて車椅子に乗る機会でした!目が見えない状態で活動すること、車椅子で細かい動きをすることは自分の想像以上に大変だということを学べました。
●川名 英介さん(国際経営学部4年)| ドーミー聖蹟桜ヶ丘(国際経営学部所属学生で構成されたチーム)
大学の国際寮の仲間と参加しました!日常では体験できないアクティビティで、パラスポーツへの理解も寮生同士の絆も深まりました。パラ大学祭3年連続の出場で初めて優勝することができて、とても嬉しいです!
●岩槻 留斗さん(経済学部4年)| パラ大学祭運営メンバー
今回、初めてパラ大学祭の運営に携わりました。誰もが楽しめるような、そして盛り上がれるようなオリジナルパラスポーツを考案するのは、難しくもワクワクする取り組みでした。非常に刺激的な時間を過ごすことができ、貴重な経験となりました。